吉村芳生 超絶技巧を超えて

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タイムアウトレビュー

異色の画家、吉村芳生(よしむら・よしお)の展覧会が、東京駅直結の東京ステーションギャラリーにて開催。2013年にこの世を去った吉村は、『六本木クロッシング2007:未来への脈動』(森美術館)に出品された『新聞と自画像』のシリーズで多くの現代アートファンに衝撃を与えた鉛筆画家だ。一見、新聞紙に顔が描かれているように見える同シリーズだが、実は新聞紙そのものも鉛筆で一文字一文字描かれている。本展では、晩年になって注目を浴びた吉村の画業を、3部構成、600点以上の作品により紹介する。生涯を通じて描き続けた自画像の数々に加えて、版画も含む初期の作品群、色鉛筆で様々な花を描いた後期の作品群など、吉村の全貌に迫る展覧会となっている。

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