千葉和成展 ダンテ「神曲」現代解釈集
タイムアウトレビュー
注意! 最新情報の掲載に努めているが、イベントの開催については公式サイトなどで確認してから訪れてほしい。
イタリア文学の最大の古典と称される『神曲』に現代的な解釈を加え、平面と立体を通して表現した千葉和成の展覧会が、市ヶ谷にあるギャラリーで開催。2012年の岡本敏子賞受賞以降、ほとんど発表せずにその時間をひたすら制作に当て、20年近くを費やして作り上げた『神曲』の地獄編、煉獄(れんごく)編、天国編が一堂に会す、迫力ある展示となっている。
千葉の表現する『神曲』は彼自身がテレビや新聞、インターネットなどで調べた事件、事故、またそこから考えられる現代の人間の愚かさ、政治的な不義、人間中心主義がまかり通る社会に対する不満が現れている。そういった葛藤を抱きながら、ダンテのように地獄、煉獄、天国を旅してみてほしい。
詳細
イベントのウェブサイト | https://mizuma-art.co.jp/exhibitions/1908_chiba-kazumasa-modern-interpretation-of-dantes-divine-comedy/ |
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