1. ライアン・ガンダー:ユー・コンプリート・ミー
    Closed systems, 2024 Courtesy the artist and TARO NASU, Tokyo. Photo: Ryan Gander Studio
  2. ライアン・ガンダー:ユー・コンプリート・ミー
    ou Complete Me, or I see things you can't see (A Frogs Tale), 2025 Courtesy the artist and TARO NASU, Tokyo. Photo: Ryan Gander Studio
  3. ライアン・ガンダー:ユー・コンプリート・ミー
    Centred on the periphery, 2023 Courtesy the artist and TARO NASU, Tokyo. Photo:Misako Misako
  4. ライアン・ガンダー:ユー・コンプリート・ミー
    画像提供:ポーラ美術館
  5. ライアン・ガンダー:ユー・コンプリート・ミー
    画像提供:ポーラ美術館
  6. ライアン・ガンダー:ユー・コンプリート・ミー
    Courtesy of the artist. Photography by Kazushi Toyota_IG. © Ryan Gander | ライアン・ガンダー

ライアン・ガンダー:ユー・コンプリート・ミー

  • アート
  • ポーラ美術館, 箱根
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タイムアウトレビュー

イギリスのサフォークを拠点に活動し、国内でも高い人気を誇るライアン・ガンダー(Ryan Gander)の個展が、箱根の「ポーラ美術館」で開催。日本初公開の最新作を含め、館内のさまざまなスペースで、全18点におよぶ作品の数々を紹介する。

日常の中に潜む物語や多層的な意味を、知的な遊び心と鋭いユーモアを交えながら表現するガンダー。人間の言葉を話すカエル、読めない時計や仮想の国旗、ある兄弟の偽りの歴史など、作品は極めて具体的でありながら、捉えどころのない神秘に満ちている。

「アートの目的はコミュニケーションではなく、触媒として曖昧さを提供すること」と作家が語るように、作品の意味は固定されていなく、解釈と連想のプロセスによって、新たな物語が創造される。

見どころは、家族とともに生み出された作品の数々。ガンダーの子どもたちの声が作品に使用されていたり、ガンダーの父親による手書き文字が描かれていたりする。

また、ガンダーが生み出した新たな動物たちにも注目だ。館内のさまざまな場所にすみついた、不思議な動物たちを探しに行ってほしい。

9~17時(入館は16時30分まで)/料金は2,200円、学生1,700円、中学生以下無料

詳細

住所
ポーラ美術館
神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
Kanagawa
アクセス
箱根登山鉄道『強羅』駅から無料送迎バスで8分

イベント詳細

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