ジミー・ツトム・ミリキタニ展

アート
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ジミー・ツトム・ミリキタニ展

ドキュメンタリー映画『ミリキタニの猫』で広く知られる、日系アメリカ人の画家ジミー・ツトム・ミリキタニ(Jimmy Tsutomu Mirikitani)の展覧会。第二次世界大戦開戦時にミリキタニは、アメリカ国籍を持っていたにもかかわらず「敵性外国人」として日系人強制収容所に拘留された。戦後は、レストランなどで働きながら各地を転々とし、晩年はニューヨークで路上生活を送りながら絵を描いていた。猫や花を多く画題に選んだミリキタニだが、2001年9月11日に同時多発テロが起き、アメリカ国内でアラブ系の人たちへの風当たりが強くなると、70年近く前の記憶がよみがえり、強制収容所や原爆ドームの絵などを描き始めたという。アメリカをはじめ世界各地で排他的な空気が漂う昨今、路上に生きた画家が何を見たのか、改めて考えたい。

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