エマージェンシーズ!038 玉木晶子《A Pile of Coins》

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エマージェンシーズ!038 玉木晶子《A Pile of Coins》

タイムアウトレビュー

メディアアートを幅広く紹介するICCで開催されている『オープン・スペース』展の、若手アーティストを取り上げるシリーズ『エマージェンシーズ!』で、玉木晶子による映像インスタレーション作品『A Pile of Coins』が展示されている。

「コインの山」を意味する作品タイトルは、ラテンアメリカ文学を代表する作家、ホルヘ・ルイス・ボルヘスが父から聞いたという話に由来している。ボルヘスがインタビュー中に語ったこのエピソードは、ある記憶を何度も思い返すたびに実際の現実と記憶の中の印象とがかけ離れていくことを、一枚ずつコインを積み重ねる行為になぞらえるというものだ。

映像を使うことで現実と認知のずれを共有することなどを主題化してきた玉木の作品も、個人の記憶の不確かさや曖昧さに焦点を当てている。

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