アーティゾン美術館

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タイムアウトレビュー

1952年に開館した「ブリヂストン美術館」が、改称して2020年1月に開館した。故・石橋正二郎が収集した作品をコレクションの母体としている。

ルノワールやコローといったヨーロッパの絵画のほかに、雪舟や青木繁といった日本美術史上重要な作品も収蔵。新築された建物は、横15メートルの継ぎ目のない展示用ガラスケースなどが特徴だ。

詳細

住所
東京都中央区京橋1-7-2
Tokyo
アクセス
JR『東京』駅(八重洲中央口)徒歩5分/東京メトロ銀座線『京橋』駅(出口6・7) 徒歩5分/東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線『日本橋』駅(B1出口) 徒歩5分
営業時間
10〜18時(金曜は20時まで) /入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)、展示替え期間、年末年始(休館日は異なる可能性あり)

開催中

彼女たちのアボリジナル・アート オーストラリア現代美術

「アーティゾン美術館」で、オーストラリア各地で躍動する複数の女性アボリジナル作家に焦点を当てた、日本初の展覧会が開催。オーストラリア現代美術の現在地を、世代と地域を超えた7人と1組の作家から読み解く。 近年の国際的な現代美術の動向とも呼応し、オーストラリア先住民によるアボリジナルアートは、改めて世界的に注目を集めている。オーストラリア現代美術では多数の女性作家が高い評価を得ており、その多くがアボリジナルを出自の背景とする。 現代アボリジナルアートの特徴の一つに、制作手法やテーマ、そして素材の多様性が挙げられる。バティック、ジュエリー、編み物、土地神話物語を含まない事象的な主題など、それまで芸術作品として受け容れられていなかった創作を、女性作家たちは芸術表現に昇華させた。 また、社会問題、環境問題、過去の歴史、失われた文化の復興などの幅広いテーマを扱い、イギリスの脱植民地化の言説が進むオーストラリアで、アートを通して積極的にその実践を試みている。

 オーストラリア現代美術の方向性を握る、複層的で多面的な現代のアボリジナルアートの「いま」に迫る本展。その多様な創作活動を垣間見てほしい。 ※10~18時(金曜は20時まで)/入館は閉館の30分前まで/休館日は月曜(7月21日、8月11日、9月15日は開館)、7月22日、8月12日、9月16日/料金はウェブ予約1,800円、窓口2,000円、学生無料(要ウェブ予約、中学生以下は予約不要) ※この料金で、同時開催の「石橋財団コレクション選 コレクション・ハイライト」が鑑賞可能
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