外苑西通り沿いにある「ホープ軒」の千駄ヶ谷本店。一年365日、24時間無休、立ち食いカウンターのお店。数ある中毒性を持つラーメンはあるが、こちらもしばらく食べないと無性に恋しくなる一杯だ。
背脂の浮いた豚骨スープは、見た目と違ってあっさりとした甘みのある味で、こってりさとのバランスが絶妙で、何とも言えぬ深みがある。シャキシャキのモヤシ、昔ながらのチャーシュー、歯切れのよい太麺。これはホープ軒にしか出せない味だ。そして、ホープ軒ファンならば、絶対に外せないのはニンニクと黒胡椒。ニンニクと黒胡椒との相性は抜群で、味がより引き締まる。
また、スープもお好みで調節できるようにカウンターにスープの素が設置されている。おすすめは「チャーシューメン」。屋台のラーメンスタイルを踏襲し進化してきた、老舗の一杯だ。