写真家、広川智基の個展がアールピーエム(RPM)で開催。3年ぶりとなる今回は、広川がこれまで撮りためてきた日常のスナップを「忘れてもよいこと」と題してInstagramで発表してきた作品を展示。
これまで当たり前にあった日常の何気ない一瞬を切り取っていながら、新しい生活様式を求められている現在、見る人の胸により強く訴えかけるイメージとなっているのが特徴だ。その内容は、近年ライフワークとして発表してきた都市風景や自然から、よりプライベートなものまで多岐にわたる。
広川自身も生まれ育ってきた代々木八幡周辺で展示される作品は、親密でどこか懐かしい原風景を感じさせる。自分の日常と重ねながら、広川のまなざしを追体験してみては。