写真家として広く知られる一方、画家や映画作家などとしても活動したマン・レイの展覧会が開催。本展では、マン・レイの生涯を4つの時代に分け、20世紀のさまざまな芸術潮流とファッションを追いながら、その時々に登場する女性たちに焦点を当て、彼の才能と創造の根源を振り返る。
会場には、恋愛や交友を通じて出会った女性を「自立した女性像」として残したポートレート写真や、モデルをオブジェのように捉えたり、写真の新技術を取り入れたファッション写真など、250点を超える作品が登場。
芸術のさまざまな領域を自由に行き来していた「万能の人」とも呼ばれるマン・レイの作品の背景には、どのような物語があるのか、写真からじっくりと探ってみては。