エルサレムのイスラエル博物館所蔵の膨大なピカソのコレクションから、版画作品を中心に、油彩画、ドローイング、写真を展示する。1970年から20世紀を迎える時期までの作品群を通じて、変化していく画風、技術的な実験、モチーフの変容についても紹介し、ピカソのインスピレーションの源に迫る展覧会となる。
美術館内は全てLEDライトを使用しており、作品本来の色彩、遠近感、絵肌である「マティエール」を引き出してくれる。鑑賞に適した環境なので、見応えがあるだろう。
日時指定予約サイトからチケット予約を推奨している。世界的天才画家の作品をじっくり堪能するためにも、時間に余裕を持って訪れたい。
※10~18時(5月6日、6月3日は20時まで)/