刈谷博展「ひとつの/そして/無数に遍在する/それ」

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タイムアウトレビュー

ニューヨークを拠点に活動するアーティスト、刈谷博(かりや・ひろし)の展覧会。ニューヨークのオルタナティブスペース「PS1 現代美術センター」でのグループ展や、ペンシルバニア大学付属現代美術館(ICA)の個展、水戸芸術館で開催された蔡國強(さい・こっきょう)らとの展覧会など、1980〜90年代にかけて国内外で活躍していた刈谷だが、2000年以降は作品の発表を控え、スタジオで制作を続けてきた。本展では、作家が長年をかけて制作している、「お経」をテーマにした作品『種子経』を展示する。一握りの豆粒に「the now is」という3つの言葉をひたすら書き込んでいく同作は、1984年に制作が開始されたとのことで、現在まででおよそ25年の分量に達している。祈りそのものと言えるような、現代の「写経」をぜひ目にしてほしい。

詳細

イベントのウェブサイト
mizuma-art.co.jp/exhibition/18_01_Kariya.php
住所
価格
入場無料
営業時間
11時00分〜19時00分
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