ゴッホ展 巡りゆく日本の夢

19世紀のオランダ人画家、フィンセント・ファン・ゴッホの展覧会。ポール・ゴーギャンやポール・セザンヌらとともにポスト印象派と呼ばれ、20世紀美術の流れを決定づけたファン・ゴッホだが、大胆な色彩や構図には日本の浮世絵からの影響も見て取れる。ファン・ゴッホが憧れた日本との関係に焦点を当てた本展は、第1部「ファン・ゴッホのジャポニスム」と第2部「日本人のファン・ゴッホ巡礼」の2部から構成される。第1部では、ファン・ゴッホ作品約40点と同時代の画家の作品や浮世絵など50点が、第2部では、日本人のファン・ゴッホ巡礼にまつわる約90点の豊富な資料が紹介される。