野菜や果物、魚などで構成された独特の肖像画で有名な、ジュゼッペ・アルチンボルドの展覧会。20世紀のシュルレアリストたちも好んで用いた「トロンプルイユ(だまし絵)」作品の先駆者とも言われるアルチンボルドは、16世紀後半にウィーンとプラハのハプスブルク家の宮廷で活躍し、マクシミリアン2世やルドルフ2世といった神聖ローマ皇帝たちの寵愛を受けた。メタファーに満ちたアルチンボルド作品は、アーティストたちだけでなく、思想界にも今なお豊かな示唆を与えている。本展では、世界各地の主要美術館が所蔵するアルチンボルドの油彩約10点のほか、素描などおよそ100点により、画家のイメージ世界の生成の秘密に迫る。
アルチンボルド展
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