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Photo: Keisuke Tanigawa
Photo: Keisuke Tanigawa

三軒茶屋、音楽に揺れるミュージックバー6選

老舗クラブの姉妹店やレコードショップ兼バー、DJバーなどを紹介

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タイムアウト東京 > 音楽 > 三軒茶屋、音楽に揺れるミュージックバー6選

渋谷や下北沢など繁華街にほど近いながらも、どこか落ち着きのある街、三軒茶屋。三角地帯やすずらん通り、淡島通り、茶沢通りなど、ディープで魅力的な飲食店が集まるスポットが揃っている。

本記事では、どこかで遊ぶ前や飲食店からのはしご、帰路に着く前の終着地など、さまざまなシーンにぴったりなミュージックバーを紹介する。静かに音楽に耳を傾けたい夜も、誰かと踊りたい夜にも、立ち寄ってみては。

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  • ワイナリーズ
  • 三軒茶屋

アンダーグラウンド音楽愛好家御用達のDJバー。常連には店主の名にちなんで「梅ちゃんバー」と呼ばれている。今はなき「青山MIX」のスタッフによって運営されている店舗で、重厚なサブウーハーから流れる音楽にはMIXのミクスチャー精神が感じられる。

バーテンダーのクオリティーも高く、アイスピックで丁寧に削られた丸氷で飲むカクテルは絶品だ。DJイベントのほかにも、生バンドが演奏できるスペースもある。

  • ナイトライフ
  • 太子堂

三軒茶屋で最もディープなDJバー「天狗食堂」。店内の奥にDJブースと、小さなダンスフロアがあるだけの極めてシンプルな作りだが、流れる音楽は常に驚くほど幅広い。週末は深夜から早朝まででは収まらず、昼すぎまでぶっ続けで営業する、ハードな遊び人と飲んべえたちの終着駅である。

ある夜はクレイジーなディスコやハウス、次の夜にはソウルやジャズ、ファンクなどが流れる。空間が狭いこともあり、常連と仲良くなれる場所でもある。ドリンクを何杯か飲んで、オーナー特製の餃子やカレーを味わった後であれば、そこまで難しいことではないはずだ。

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  • 太子堂

三軒茶屋と下北沢の中間にある「スモールワールド(Small World)」は、レコードのセレクトショップ兼バー。その名の通り5人も入ればいっぱいになってしまう小さな店だが、その分、レコードとクラフトビールのセレクションは濃い。

レコードは、前衛的な電子音楽やインディーロックなど、マニアックなジャンルのものが大半ではあるが、一聴の価値がある商品が厳選されている。ビールは、国産のクラフトビールを数種扱っており、タップで提供している。カウンターで飲みながら、じっくりと試聴するといいだろう。

  • 音楽
  • 三軒茶屋

渋谷の「青山蜂」姉妹店となるDJバー「ハナレ(HANARE)」。クラブやバーの名店が軒を連ねる三軒茶屋に、新たな音楽のプラットフォームが誕生した。

フロアは10〜15人入ると盛り上がるサイズ感で、ビビッドなピンクの壁が特徴的。国内有数の音響メーカー「田口音響」の音響を取り入れ、臨場感あふれる音を楽しめる。

渋谷や下北沢へアクセスが良く、クラブのはしごにもおすすめだ。不定休のため、営業時間やDJのラインアップはInstagramを確認しよう。

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  • クラブ
  • 太子堂

三軒茶屋のDJバー兼ギャラリー。フロアの床はカーペットで、靴を脱いでくつろげる独自のスタイルだ。クラブイベントやライブも頻繁に行っており、ふらっと訪れれば、面白い出会いがあるかもしれない。

  • カフェバー
  • 三軒茶屋

三軒茶屋の飲食店が立ち並ぶ迷宮、三角地帯の一角の雑居ビル屋上にあるカフェバー。店内は、インテリアがセンス良く配置され暖かく落ち着ける雰囲気だ。夕方に訪れれば、テラス席から美しい夕日を眺めることもできる。

フードはボリューム満点の「ハッシュ・ド・ポーク・ライス」や、「チキンカレーライス」などご飯ものからパスタメニューまで揃う。お酒にぴったりなフィンガーフードも豊富だ。また、店に集うアーティストのライブやDJイベントが不定期に行われており賑わっている。

音楽に身を委ねるなら......

  • ナイトライフ

多種多様な人が集まる東京の夜は、たくさんの選択肢がある。ふと、いい音楽を聴きながら酒を愉しみたいと思った日には、DJバーに行こう。どんな夜を過ごしたいかは人それぞれ。特集では平日もDJがターンテーブルに盤を乗せ、オーディエンスを盛り上げている店や、店主が密かにセレクトする音楽とともにしっとりと飲める店など、渋谷界隈の名店を紹介する。

  • 音楽

ライブハウスやクラブなど、ミュージックヴェニューがひしめく街、下北沢。目当てのバンドやDJがいる時に遊びに行くことも多いだろう。ひとまず景気付けにビールを注文する人が多いかもしれないが、少しだけ待ってほしい。その店のオリジナルドリンクやこだわって仕入れている酒をぜひ試してみてほしいのだ。

公演終了後にバー営業を行う会場もあり、普段はなかなか話せない箱のスタッフとの交流も楽しめるかもしれない。また、クラブやライブハウスに加えて、音楽とじっくり向き合えるミュージックバーも紹介する。それぞれ個性にあふれており、ミュージックラバーにはたまらないだろう。酒と音楽を通して、下北沢で特別な夜を過ごしてみては。

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  • 音楽

東京で音楽を聴きに行こうと思ったとき、あなたはどこの街に繰り出すだろうか。ミュージックスポットが密接する渋谷や下北沢はもちろんだが、「箱」それぞれの個性が光る青山にも足を運んでみてほしい。

青山学院大学の裏手に隣接する「青山蜂」「RED BAR」「青山 トンネル」は、イベントをはしごして遊ぶのに絶好のスポット。少し背伸びしたい時は、「大人の社交場」といった雰囲気の「ブルーノート東京」や「レッドシューズ」へ行こう。本記事では、世代やジャンルを問わず音楽が楽しめるヴェニューを紹介する。

音楽ファンの間では、サブスクリプションサービスが普及する一方で、レコードを嗜(たしな)む人も増えている。インテリア感覚で買ってみたら、音質の良さにハマってしまったというパターンも多いとか。いよいよレコード愛に目覚めたら、盤を買い求めるのはもちろん、一緒に楽しむ仲間もほしいところだ。ここでは、ただのレコードショップではなく、バーを併設しているヴェニューを紹介する。試聴したり音楽について語り合う喜びも、酔いが回るとひとしおだ。

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  • 音楽

コロナ禍が収束し始めた現在、「ダンスミュージックが盛んなエリア」は渋谷だけではなく東京各所に点在している。ここ数年でオープンした店舗同士が、グループの域を越えて連携しながらサーキット(回遊)イベントを計画するなどのムーブメントも局所的に起きている。クラブやDJバー間の「ハシゴ」は、コロナ以前よりもっとスタンダードな遊び方になっていくのかもしれない。

では、あまり大きなタクシー移動をせず、スマートに回遊するにはどういったルートを組めば良いのだろうか。この記事では地域ごとに区切りながら、おすすめの回遊コースを紹介する。

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