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大阪、7月に行くべきアート展5選

マリメッコや坂本龍一、ジブリ、笹本晃まで

Chikaru Yoshioka
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7月の関西では、大型企画展から最新テクノロジーを用いた没入型作品、国内初公開となる回顧展まで、多彩なアートイベントが各地で幕を開ける。北欧デザインを代表するマリメッコの創造の軌跡をたどる展覧会や、坂本龍一が晩年に取り組み、世界各地で反響を呼んだ『KAGAMI』の日本初公開、「ジブリパーク」の魅力を凝縮した体験型展覧会など、注目の企画がそろった。

本記事では、この夏足を運びたい大阪・京都のアート展を厳選して紹介する。

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  • アート

「国立国際美術館」で、国際的に活躍するアーティスト・笹本晃による大規模個展「笹本晃 ラボラトリー」が開催。2025年に「東京都現代美術館」で開催された展覧会を基盤としながら、会場構成や同館所蔵作品を加えることで出品内容の一部を変更し、美術館の空間特性を生かした新たな展示を試みる。

笹本は、彫刻的な思考と身体表現を往還しながら制作を続けてきた。糸・管・日用品・音・言葉といった多様な要素を組み合わせ、思考や感情が行き交う回路のようなインスタレーションを構築。さらに、自らその空間に入り込み、語りや動作を交えたパフォーマンスを行うことで、作品は時間とともに変化し続ける「出来事」として展開される。

展覧会タイトルにもなっている「ラボラトリー(実験室)」が示すように、笹本の実践は完成された結果を提示するのではなく、試行錯誤のプロセスそのものを観客と共有する点に特徴がある。会場では、初期作品から近年の作品までを紹介。代表的なパフォーマンス/インスタレーション作品をはじめ、写真・映像・ダイアグラム(パフォーマンスの過程で生み出される作品)などを通して、その多彩な表現をたどる。

パフォーマンスは、展覧会の開幕時や終盤に合わせて、複数回実施される予定だ。展示空間を舞台に、言葉・身体・オブジェクトが複雑に絡み合い、その場限りの出来事が繰り広げられる。

固定された作品展示にとどまらず、状況や関係性の変化そのものを含んだ「生きた展示」として、鑑賞者の思考と感覚を揺さぶる本展。作品をただ見るだけでなく、空間を歩き、音や気配を感じながら、その思考の流れへと引き込まれていくだろう。

関西の新情報なら……

  • レストラン

建築家の藤本壮介がデザインを手がけ、心斎橋に新たに誕生した「ハウス オブ ディオール 心斎橋」。その4階に、DIORの世界観を体現するレストラン「ムッシュ ディオール 大阪」がオープンした。空間デザインは建築家のピーター・マリノ(Peter Marino)が担当し、メゾンの創設者であるクリスチャン・ディオール(Christian Dior)が愛した庭園を想起させる、光と花に満ちた世界観が広がる。

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  • アート

スタジオジブリ作品を通して禅の思想に触れる体感型展覧会「禅とジブリ」が、2026年10月3日(土)〜12月6日(日)、「京都市京セラ美術館」の「新館 東山キューブ」で開催される。本展は、スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫と禅僧による対談をまとめた著書『禅とジブリ』を原点に、ジブリ作品を通して「禅的なまなざし」を体感する構成だ。

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