1. たい焼きカフェ&ゲストハウス 島京梵天
    画像提供:たい焼きカフェ&ゲストハウス 島京梵天
  2. 寿し光
    画像提供:寿し光
  3. 三原山
    画像提供:東京都大島町
  4. 千波地層切断面
    画像提供:東京都大島町

大島でしかできない5のこと

東京島しょのジオパークで雄大な自然に没入する

編集:
Genya Aoki
寄稿:
Noriko Maniwa
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タイムアウト東京 > Things to Do> 大島でしかできない5のこと

「東京都」でありながら、伊豆諸島独自の風土や文化に驚かされる「大島」。三原山の火口を一周する「お鉢巡り」やダイビング、東京砂漠でのバギーなど、ジオパークならではのアクティビティも満載だ。ロードレースも開催され、サイクリングコースとしても人気が高い。

調布飛行場から25分のフライト、竹芝桟橋から高速船で2時間前後というアクセスの良さも魅力だ。

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  • Things to do

千波地層線断面

島の中心地、元町から南下すると、高さ約24メートル、長さ630メートルの圧倒的スケールの地層断面がいきなり目に飛び込んでくる。縞模様は、通称「バームクーヘン」と呼ばれる地層大切断面。太古より噴火を繰り返し、堆積した火山灰が重なった様子は、芸術的といえる。

この絶景をサイクリングしながら眺めるのもいいだろう。大島1周の約48キロはサイクリストに人気のコースでもあり、様々なロードレースも開催されている。

夕日に照らされ、黄金色に輝く千波地層線断面を疾走するのは、感動的だ。

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三原山

大島には世界最大級の活火山「三原山」が、島の中央にそびえている。最後の噴火は1986年。幾重もの黒い溶岩流に囲まれ、熱帯植物が繁る様子はハワイ島を連想させる。

多くの登山愛好家を魅了するトレッキングコースであり、中でも噴火口を覗き込める「お鉢巡り」が人気を集めている。どこかの惑星のように原始的な黒い砂や岩で覆われた「裏砂漠」地帯もあり、寝そべって大地の鼓動を感じる人の姿もある。晴れた日には山頂から富士山も見渡せ、爽快だ。

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  • レストラン

寿し光

郷土料理が味わえる「海鮮茶屋 寿し光」。大島の地魚や食材を仕入れ、島ならではのさまざまなメニューを提供している。 

中でも人気なのが、主に白身魚を、辛みの強い島トウガラシを入れた唐辛子醤油に漬け込んだ「べっこう寿司」。カメのべっこうのように艶やかに輝いているのが、名前の由来である。

離島という環境ゆえの保存食であり、ピリリとした辛さと、酢飯の程よい甘さとのバランスが絶妙だ。

島内には「寿し光」「つばき寿司」「港鮨」などの名店も多い。寿司専門店だけでなく、食堂でも気軽に注文でき、味は各店でそれぞれ違うので、食べ比べてみるのもいいだろう。

  • レストラン

たい焼きカフェ&ゲストハウス 島京梵天

伊豆大島の南端にある波浮港は、川端康成の小説「伊豆の踊子」の主人公の出身地として知られる小さな港。その港からほど近い場所にある「たい焼きカフェ&ゲストハウス 島京梵天」は、東京諸島で唯一のたい焼きカフェだ。

あんがしっぽまでしっかり詰まったたい焼きは、クリスピーな羽根つき。島ならではのアシタバを使った生地のたい焼きなどもある。2006年、島に移住した店主が整え、昭和から続いてきた元商店を心地よいカフェ空間に仕上げた。

イベントなども開催され、暮らすように滞在できる一棟貸しの宿でもある。

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  • アトラクション

大島温泉 元町浜の湯

大島には心も体もほぐれる島温泉もある。公共の温泉露天風呂「大島温泉 元町浜の湯」は、フェリーが発着する元町港から徒歩で3分ほど。まずはさっぱりしてから旅を始めるのもいいだろう。

屋根も壁もなく、遮るものが何もない開放的な露天風呂で、背後には三原山、正面には伊豆半島が浮かぶ青い海が見渡せる。

入浴料は300円、70歳以上・中学生以下150円(いずれも税込み)。水着着用の男女混浴なので、水平線に沈む夕日をみんなで眺められるのが楽しい。内湯はなく、入浴前後には更衣室のシャワーを浴びるシステムだ。

※年中無休だが、天候によって休業・時間短縮がある

もっと東京近郊の自然を楽しみたいのなら……

  • トラベル

自然の音に耳を傾けながら、リゾートのような空間でゆったりリラックスできるグランピング。最高のひとときを楽しむなら、重視したいのはロケーションだ。ここでは東京からほど近い、山を望む絶景グランピング施設を紹介する。北アルプスの麓で高原の露天温泉が楽しめる施設や、富士山を目の前に併設のサウナでととのえる場所など、都会の喧騒から離れてチルアウトできる、とっておきのスポットをご紹介したい。

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  • トラベル

 

近年、アウトドアアクティビティに注目が集まっている。しかしアウトドア初心者には、移動手段が限られたりテントやウエアなど専用ギアを集めたりと、少々ハードルが高いのが難点。大自然の中での宿泊には抵抗もある人も多いだろう。

そこで注目したいのがグランピングだ。「グラマラス」と「キャンプ」を掛け合わせた造語からできた、近年注目を浴びるこのスタイルでは、設備が整っているためホテル感覚でアウトドアを楽しむことができる。ここでは、ギア収集も技術習得も必要のないグランピングを楽しめる都内近郊のスポットを紹介。家族や友人、恋人との旅行計画にも、グランピングを提案してみては。

※営業状況に関して変更となる施設もあるので、詳細は公式ウェブサイトをチェックしてほしい。

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  • Things to do

東京近郊にもレジャーが楽しめる場所が多くある。太陽の下、大自然の中や水辺で爽やかな汗を流してみてはどうだろう。ここでは、スリル満点のラフティングや、都内でできる水上散歩、新緑が美しい御岳山など、楽しく体を動かせる注目のアクティビティを紹介する。

 

  • Things to do

寺院が列をなして並び建つ鎌倉の丘、箱根の温泉、雄大な富士山。東京にいると「ほかの都道府県の芝生が青く見える」ことがあるかもしれない。しかし、東京には自然を楽しめる隠れたスポットが数多くある。

スーツを着たサラリーマンや高級デパートが集うビジネスの中心地となる前、かつての東京は木々が繁茂する広大な野原だった。とはいえ現在でも、にぎやかな駅の近くでさえ、静かに自然を楽しめるスポットを見つけることができる。

ここでは、緑豊かな渓谷からハイキングコースまで、東京で最高の自然を楽しめるスポットをいくつか紹介しよう。

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