釜たけうどん 新梅田食道街店
Photo: Aiko Miyake | Kamatake Udon
Photo: Aiko Miyake

大阪、ベストうどん店7選

コシのある讃岐うどんから柔らかい大阪うどんまで、大阪で味わうべき名店を紹介

Lim Chee Wah
広告

タイムアウト大阪 > レストラン&カフェ > 大阪、ベストうどん店7選

うどんは、大阪の代表的なソウルフードの一つ。手頃な価格で満足感があり、さまざまな調理法で楽しめる。

うどん好きなら、大きく2つのスタイルがあるということを知っておきたい。一つは香川県発祥の「讃岐うどん」で、しっかりとしたコシと弾力が特徴。もう一つは大阪のうどんで、より丸みがあり、柔らかい食感が特徴だ。大阪うどんは、煮干しやコンブなどからとった澄んだ黄金色のだしで提供されることが多い。

大阪の名物といえば、甘く煮た油揚げを乗せたシンプルな「きつねうどん」だが、それ以外にも多彩なバリエーションが存在する。濃厚なカレーうどん、サクサクの天ぷらを添えたもの、煮込み牛肉を乗せたものなど、楽しみ方はさまざま。いずれを選ぶにせよ、大阪の名店のうどんをぜひ味わってほしい。「ミシュランガイド」で「ビブグルマン」に選ばれた店もあり、どの店でも満足できる一杯に出合えるはずだ。

関連記事
大阪市で行くべきレストラン30選

一見すると、「自家製粉石臼挽きうどん 青空blue」のうどんはその珍しい赤茶色の麺から、そばと見間違えるかもしれない。しかしそれこそが、同店のうどんを特別なものにしている理由でもある。その背景には、店主・松井宏文の15年にわたるそば作りの経験があるからだ。

看板メニューの「自家製粉粗挽きうどん」は毎日店内で製麺し、そば作りに由来する独自の技法を応用。日本各地の農家から直接仕入れた国産小麦を、石臼で殻ごと粗くひくことで、小麦本来の風味・香り・色合いをそのまま残している。その結果、一般的な白いうどんとは異なり、より粒感のある食感と驚くほど豊かな香りを持つ麺に仕上がるのだ。

メニューには「自家製粉粗挽きうどん」のほか、通常のうどんに近いブレンドタイプも用意。特に前者はビブグルマンを獲得した理由でもあり、その食感と風味は驚くほど個性的だ。また、シソなど季節の食材を使った特別なメニューを提供することもある。

「日本一長い商店街」ともいわれる天神橋筋商店街の近くに位置する、ビブグルマンが認定した「扇町うどん屋あすろう」も、常に行列ができる人気店。しかしその価値は十分にあり、特にコシがあり弾力のあるうどんと、うまみの深いだしを好む人にはおすすめだ。

「ひやかけうどん」は、刻みネギ・おろしショウガ・ゴマのみを添えたシンプルな一杯で、この店自慢の「クセになる麺」の食感が最もよく味わえるだろう。冷たい魚介だしは洗練されて風味豊かでありながら塩気は強過ぎず、最後の一滴まで飲み干せる。

もう一つの人気メニューである「生じょう油うどん」は、よりストイックなうどん好きに向けた一杯。冷たい麺に大根おろし、ショウガ、ネギ、スダチを添え、醤油を好みでかけて楽しむスタイルだ。

メニューは非常に豊富で、温・冷のうどんに加え、カレーうどんも用意。初めて訪れるなら、人気の「とり天と鯛ちくわ天と温玉ぶっかけ」を選べば間違いない。

広告

「Udon Kyutaro」は安くておいしく、朝7時から営業しているため、しっかりした朝食を求める早起きの人にとってはまさに救世主のような存在である。本町のにぎやかなビジネス街に位置し、立ち食いスタイルの店内はわずか8人入れるほどの小さな空間。そのため店の外に行列ができることも多いが、回転は早いので心配はいらない。

価格は600円(税込み)からと手頃で、早朝営業という利便性に加えてコシの強い讃岐スタイルのうどんで多くのファンを獲得している。店主は香川県で修業を積んだ後、2017年に店をオープンした。

細長い店内のコンクリート壁には手書きのメニューが貼られており、種類は豊富だ。人気メニューには、澄んだだしで味わう牛肉とマイタケのうどんなどがある。

  • Osaka

「うどん県」こと香川県の一部を大阪のど真ん中に切り取ったかのような店、それが「うどん棒 大阪本店」だ。ここでは、太くて存在感のある小麦麺を、高松と同じように素早くシンプルに、そしてアルデンテの絶妙な食感で提供している。

麺には香川県産と北海道産の小麦粉をブレンドして使用し、豊かな香りと、しっかりとした弾力のある独特の食感が生まれている。そのほかの食材も香川産にこだわっており、オリーブを配合した飼料で育てられた豚肉や牛肉、讃岐の地鶏、そして亀醤の熟成醤油などが使われている。

一年を通して楽しめる温・冷の多彩なうどんメニューに加え、毎月替わる限定メニューもラインナップ。例えば1月限定の一品は、香川の伝統的な白味噌で煮込んだ野菜をたっぷり乗せた、体の芯から温まる「うどん雑煮」だ。

広告
  • Osaka

「たけうちうどん店」が提供する太くて平たくコシのある讃岐うどんは、2006年の開店以来、中津の路地裏に多くのうどんファンを引き寄せ続けている。この小さな店の魅力は、丁寧な職人技と細部へのこだわり。信頼できる生産者から厳選した高品質の小麦や食材を仕入れることから始まり、ジューシーで食欲をそそる天ぷらとの組み合わせまで、全てに気配りが行き届いている。

看板メニューは「とり天ぶっかけ」。出来たての讃岐うどんに鶏の天ぷらを乗せ、コクのある醤油ベースのだしで仕上げた一杯だ。ほかにも、「わかめうどん」のような定番から、あっさりとした「とり出汁つけ麺」まで幅広く揃う。また、「鶏天付きカレーうどん」もおすすめの一品だ。

  • Osaka

「踊るうどん 梅田店」は、その名の通り軽やかなリズムを感じさせる一杯を提供する店。ふわっと柔らかい家庭的なうどんを使い、温かいだしのかけ、釜玉、生醤油といった定番メニューに加え、さまざまなトッピングの組み合わせが楽しめる。

中でも人気なのが「肉まいたけ天温玉ぶっかけ」。バランスの取れた醤油ベースのだしに、サクサクのマイタケの天ぷら、半熟卵、そして甘辛く煮込んだ牛肉がトッピングされた一杯だ。肉を抜いたメニューも用意している。

一つの注意点として、関西のうどん愛好家の間でカルト的な人気を誇っているため、特に梅田店では長い行列ができることも多い。

広告
  • Osaka

大阪駅・梅田駅の巨大複合施設の地下に広がる「新梅田食道街」にある人気店「釜たけうどん 新梅田食道街店」は、「大阪スタイルの讃岐うどんの発祥」ともいわれている。香川県のコシの強い麺と、大阪らしいうまみの濃いだしを組み合わせた力強い一杯は、通常の讃岐うどんでは物足りないと感じる人にも最適だ。

同店では、手打ちうどんにレモン、すりおろしたショウガ、刻みネギを添えたシンプルなスタイルで提供。麺の食感とだしの力強さのバランスよく仕上がっている。さらに、基本のうどんに加えて「半熟卵天」や「ちくわ天」といった天ぷらをはじめ、和牛などの豪華なトッピングも用意されているのがうれしい。麺の量は小・中・大から選択できる。

大阪で食巡りするなら……

  • 日本料理

天下の台所として発展してきた大阪には、日本各地の食文化が集まり、独自に進化した多彩な料理が息づいている。だし文化が光るうどんやたこ焼き、旬を繊細に表現する割烹や寿司、さらには精進料理やレンコンを主役にした一皿まで。伝統と創意が交差するこの街で味わいたい、日本料理の名店を紹介する。

広告

酒どころとしての顔も持つ大阪には、個性あふれる酒場が点在している。気取らず楽しめる大衆居酒屋、蔵元直送の味を立ち飲みで楽しむ角打ち、都市型ワイナリーで味わう自然派ワイン、こだわりのクラフトビールを醸すブルワリー。伝統と新風が入り混じるこの街ならではの一杯を味わえる店を紹介する。

おすすめ
    最新ニュース