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2025年8月4日(月)、「2025年国際博覧会」(以下、大阪・関西万博)で、「SUMO EXPO 2025」が開催される。実行委員会では現在、会場設備費などに充てる費用を集めるために、クラウドファンディングを実施している。
大阪・関西万博のEXPOメッセ「ワッセ(WASSE)」では、予約不要のイベントが毎日のように開催されている。同イベントは、「SUMOが世界をひとつにする!」をテーマした1日限りの祭典だ。
日本各地と世界から相撲に関わる選手・団体・地域が集い、海外選手らによる「国際SUMO試合」や「女子相撲」、小学生から大学生までのジュニア力士による「未来の力士によるトーナメント」を実施。また、相撲にちなんだ絶品グルメが楽しめたり、土俵入りや力士と対戦するアクティビティも体験できたりする。
相撲は、2023年にNetflixで放映されたドラマ『サンクチュアリ-聖域-』が、グローバルトップ10の非英語部門で6位となるなどヒットしたことをはじめ、訪日外国人の間でも大相撲観戦が人気だ。日本相撲協会は英語圏向けのYouTubeチャンネルを2022年に開設し、相撲の魅力を随時配信。今秋には大相撲の20年ぶりの海外公演がロンドンで、2026年にはパリで開催される。

SUMO EXPO実行委員会は、こうした世界的な相撲人気の高まりを背景に、大阪・関西万博という世界中が注目する舞台を通じて、日本の伝統文化・相撲をより深く国内外へ発信し、未来へつないでいきたいと考えている。
単に相撲を紹介するだけでなく、地域振興や経済活性化を促進するべく、全国の相撲文化と地域の魅力を紹介する「展示・体験ブース」も設置。相撲を新たな観光コンテンツとして育て上げ、国内外から多くの人々が訪れる魅力的なショーケースの創出を図る。

クラウドファンディングの支援は1万6,000円からで、大阪・関西万博の入場券1枚とSUMO EXPO一般座席権、大阪・関西万博のロゴデザイナー・シマダタモツが手がける完全非売品の特製うちわがリターンされる。入場券も付いてくるので、大阪・関西万博を予定している人は、クラウドファンディングのページをチェックしてみては。
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