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Photo: snapmart
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大阪、2025年初開催の音楽フェスティバル5選

万博会場・大阪城ホール・神戸ベイエリアで音楽を浴びる

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関西圏で定番の音楽フェスティバルといえば、「SUMMER SONIC」や「RUSH BALL」、「ジャイガ」こと「OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL」が挙げられるが、新たなイベントも続々と誕生している。

本記事では、2025年に初開催される音楽フェスティバルをピックアップして5つ紹介。関西初上陸のヒップホップフェスティバルや、都市型イベント、兵庫県の7つのフェスティバルが集結した複合型イベントなど、どれも見逃せないイベントばかりだ。詳細をチェックして、遊びに行ってほしい。

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U-NEXTが、初のリアルな場での音楽フェスティバル「U-NEXT MUSIC FES」を、8月12日(火)〜17日(日)の6日間にわたって、「2025年日本国際博覧会」(以下、大阪・関西万博)の会場内で開催。アイドルグループ・FRUITS ZIPPERをはじめとしたプロジェクト「KAWAII LAB.」や、EXILE TAKAHIROを筆頭とするLDH、アニメ「ラブライブ!」、いきものがかり、大塚愛、布袋寅泰、山崎まさよしら、幅広いジャンルのアーティストと各日コラボレーションする。

惜しくもチケットの抽選はすでに終わってしまっているが、ビッグネームが連日集まるのは大阪・関西万博という一大イベントならでは。リアルタイム配信はされないが、当日の映像の配信についての詳細の発表は後日を予定している。

※大阪・関西万博会場内 EXPO アリーナ「Matsuri」/8月12日 16時30分〜、13〜16日 17時〜、17日 18時〜

9月28日(日)、歴史と緑が融合する「安満遺跡公園」で、新たな都市型フェスティバル「安満遺跡音楽祭」が初開催される。梅田や難波などの繁華街からも電車で約40分ほどというアクセスの良さを生かし、「車がない」「育児中でなかなか外出できない」など、さまざまな理由でフェスティバルへ参加することを諦めていた人にも気軽に参加してほしいという思いで、同イベントは誕生した。

第1弾のアーティストとして、シンガーソングライターの七尾旅人、HIMI、そしてバンド・YOUR SONG IS GOODがラインアップ。第2弾はさらさ(Trio Set)、音楽集団・Black petrolなど、新進気鋭のミュージシャンと、角舘健悟率いるYOGEE NEW WAVESが発表された。緑豊かな公園で、音楽に身を委ねてリラックスしよう。

安満遺跡公園/9月28日 11時〜/料金は6,500円

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兵庫県内の7つの音楽フェスティバルが、神戸「メリケンパーク」を含むベイエリア一帯の複数の会場に集う、複合イベント「MASHUP FESTIVAL kobe」が誕生。10月4日(土)・5日(日)の2日間開催される。

兵庫県内で個性豊かな音楽シーンを育ててきた「ARIFUJI WEEKENDERS」「ONE MUSIC CAMP」「PINEFIELDS」「ブジウギ音楽祭」「六感音祭」「ITAMI GREENJAM」「爆発メルヘンシティ」が参加する。

第1弾のアーティストとして、それぞれのフェスティバルに縁のあるPUFFY、スチャダラパー、韻シストBAND、サニーデイ・サービス、U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS、柴田聡子、ZAZEN BOYS、奇妙礼太郎など、15組のアーティストが発表されている。それぞれのイベントに足を運んだことのある人は、ぜひ本イベントも訪れてほしい。

メリケンパークほか/10月4・5日 11時〜/料金は1日券8,800円、高校生5,000円/2日券1万6,600円、高校生9,000円

ヒップホップフェスティバル「POP YOURS OSAKA」が、「大阪城ホール」で初開催。本イベントは例年、千葉「幕張メッセ」で開催されており、チケットが即完売することでも知られている。関東圏外からの来場者も多い中、待望の関西初開催が実現する。

第1弾のラインアップとして、Awich、Tohji、LEXをはじめ、11組のアーティストが発表された。チケットの最速先行の受付は終了したが、次回のチケット販売情報は近日公開予定。ヒップホップヘッズは続報を待とう。

大阪城ホール/10月18日 13時〜/料金は1万2,800円〜

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大阪出身のロックバンド・ハンブレッダーズ主宰の音楽フェスティバル「GALAXY PARK」が、「大阪城ホール」で初開催。第1弾のアーティストとして、KANA-BOON、KOTORI、ズーカラデル、SEVENTEEN AGAiN、ハルカミライの5組が発表された。

チケットの2次先行販売は、6月29日(日)まで受け付けている。ファンならずとも、地元・大阪での規模の大きな凱旋(がいせん)イベントは胸を打つものがあるだろう。ぜひ足を運んでほしい。

大阪城ホール/10月19日 16時〜/料金はアリーナスタンディング8,900円、スタンド指定9,600円(15歳以下は5,500円)

音楽に没入するなら......

  • 音楽

大阪のクラブカルチャーを一言で表すなら、熱量。それぞれのクラブがメインとするジャンルはもちろんあるが、ボーダーを超えて、その場にいる人たちが「最高の夜」にすべく、流れる音楽を本気で楽しみながら踊る姿勢が魅力的だ。

かつて、クラブではなく「ディスコ」と呼ばれることが多かった時代、洋楽がメインで、邦楽が流れることはあまりなかった。そんな中で1970年代、大阪のディスコでDJが「BOMBER」を流したことが山下達郎のブレイクのきっかけとなったように、当時から今でも、いいと思ったものを伝え続ける姿勢が大阪のクラブシーンには根付いているのかもしれない。

本記事では、来日アーティストもしばしば登場する大阪屈指の「大箱」や、DIYで造られたこだわりの空間が広がるクラブ、アンダーグラウンドシーンを支え続けるヴェニューなどを5つ紹介する。「クラブ入門」にもぴったりの場所ばかり。ぜひ訪れてみてほしい。

かつてジャズ喫茶なるものを生み出したこの日本で、レコードバーの出現は必然だったかもしれない。近年は外国人観光客にも人気を広げ、彼らに人気の店も多い。

ここでは大阪に点在する、レコードバー5店をピックアップする。デジタル音源とは異なる、レコードが持つ音の温かみや厚みはもはや説明不要だろう。レコードバーでは、店主こだわりの音響機材で、ジャズにソウル、ラテン、J-POPなどから、選りすぐりの1曲を聞かせてくれる。

そして、うまい酒がそこにあれば、もう言葉はいらない。客と店主と音楽が作り出す一期一会のひとときを求めて、レコードバーに繰り出してみては。

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  • 音楽

東京は世界的にもレコードショップが多いとされているが、ここ大阪も忘れてはならない。「ディグ」目的で旅する価値のある、個性的なレコード店が揃っている。

オールジャンルを扱いビギナーから玄人まで満足できる店舗や、ワールドミュージックという定義がまだなかった頃から現地で買い付けをしていたヴェニュー、老舗から独立した若き店主によるレコード店など、探し求めていた1枚に出合えるかもしれない。

思いがけない発見やスタッフのレコメンドも醍醐味のレコードハンティング。1日と言わず、くまなく巡りたい。

  • ナイトライフ

夜のとばりが降りる頃、大阪の街はますます活気付くようにすら感じられる。本記事では、工業地帯に突如現れるクラブや、極上の音とともに酒が楽しめるバー、チームラボが手がけるアートプロジェクト、23時まで営業する屋外インフィニティプール、息を飲む美しさの夜景が広がる展望台、一夜の終着地にもぴったりの老舗うどん店など、幅広いジャンルのヴェニューをカテゴリごとに紹介する。

遊びたい夜はもちろんだが、しっとりと過ごしたい夜にも満足できる、粒揃いのスポットばかりのはず。最高の夜遊びの参考になれば幸いだ。

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