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坂本龍一最後のフィルムコンサートがうめきた公園で無料野外上映

9月14日、月あかりの下で観る「Ryuichi Sakamoto | Opus」

Chikaru Yoshioka
編集
Chikaru Yoshioka
Editor/Writer
Ryuichi Sakamoto | Opus
上映作品「Ryuichi Sakamoto | Opus」
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2025年8月30日から「グラングリーン大阪(GRAND GREEN OSAKA)」内の新しい文化装置「VS.(ヴイエス)」で開幕した、坂本龍一(1952〜2023年)の大阪での初の大規模企画展「sakamotocommon OSAKA 1970/2025/大阪/坂本龍一」。これを記念して9月14日(日)、「ロートハートスクエアうめきた」で、坂本の最後のピアノソロ演奏を収めたフィルムコンサート「Ryuichi Sakamoto | Opus」の特別野外上映会が開催される。

1970年、18歳の坂本は「日本万国博覧会」で多彩な音楽とアートに触れ、深い衝撃とインスピレーションを受けた。その経験が彼の音楽活動に大きな影響を与えたように、本上映会は、2025年の大阪で坂本の演奏を通じて若い世代が何かを感じ、その種が未来につながっていくことを願い企画。誰でも無料で入場できる、一夜限りの特別上映会だ。

2023年3月に永眠するまで数々のアーティストに影響を与え、音楽シーンを牽引(けんいん)し、精力的に国内外で活動してきた世界的音楽家の坂本。逝去半年前の2022年9月、2年以上となる闘病生活を続けていた彼が、全身全霊を込めて8日間かけて収録したコンサート映像が、映画「Opus」だ。

撮影で使用したのは、2000年に坂本のためにカスタムメイドされ、長年コンサートやレコーディングで愛用したヤマハのグランドピアノのみ。代表曲『Merry Christmas Mr. Lawrence』から坂本の最後のアルバム『12』からの曲、そして初めてピアノソロで演奏されたYMO時代の『Tong Poo』まで、坂本自身が選曲した20曲から構成されている。

坂本が全面的に信頼を寄せた監督と撮影クルーたちが慎重に撮影プランを練り上げ、全編モノクロームの親密かつ厳密な世界で一つしかない空間を生み出した。

Ryuichi Sakamoto | Opus
上映会フライヤー

上映会は19時スタート。坂本の軌跡をたどる曲目、鍵盤を奏でる指と息遣い、その人生が刻みこまれた手。美しくはかない演奏は、観るものの心に深く刻み込まれるだろう。

月あかりの下、極上の映像と音楽で魅せる、最初で最後の長編コンサート映画を堪能してほしい。

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