都市の喧騒(けんそう)から逃れつつも、遠出せずにリラックスしたい人に勧めたいのが、6月にオープンした「こもれびの宿 明徳庵」。箕面市にある緑豊かな「明治の森箕面準国立公園」内に位置し、大阪中心部から電車でわずか40分の距離にある隠れ家のような宿だ。
明治の森箕面準国立公園は、壮観な「箕面大滝」と鮮やかな秋の紅葉で知られている。歴史的な滝の遊歩道にはかつて数十軒の伝統的な旅館が点在していたが、そのほとんどは現在姿がない。こもれびの宿 明徳庵は、その伝統を継承する数少ない旅館の一つで、元旅館の建物を丁寧に改装した。
木造の建物は、大正ロマンの趣を残しつつ、快適に滞在できる空間にアップデート。伝統的な畳の部屋、ツインルーム、ダブルルームで、静かで落ち着いた滞在ができる。各部屋からは緑に覆われた山々や、穏やかに流れる川が眺められる。宿泊は1日最大3組のみ。自然の景観・音・香りに浸りながら、野山の懐に包み込まれた気分になれるだろう。
日本伝統の魅力に満ちた同館での食事では、寿司職人が目の前で握る寿司懐石が選べる。また、系列旅館の「明治の森箕面 音羽山荘」まで徒歩8分ほどの散歩を楽しんだ後、四季折々の懐石料理やカウンターでの寿司懐石も堪能できる。











