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道頓堀の「大阪松竹座」が閉館方針から存続検討へ

築100年を超える歌舞伎劇場、建て替え含め協議進む

Edward Hewes
Chikaru Yoshioka
テキスト
Edward Hewes
翻訳:
Chikaru Yoshioka
A stock photo of Osaka Shochikuza Theatre in Dotonbori
Photo: Cowardlion/Dreamstime | A stock photo of Osaka Shochikuza Theatre in Dotonbori
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2025年、道頓堀にある「大阪松竹座」が5月の公演をもって閉館すると発表され、大阪の多くの人々は地域の象徴の喪失を惜しんでいた。しかし今、大阪初の西洋式劇場でもある同施設に、存続の可能性が浮上している。

松竹株式会社は、劇場を「異なる形で継続運営する」方針を発表し、大阪府・市と今後の在り方について協議を進めているという。建て替えも選択肢の一つとされる。

大阪松竹座は1923年に映画館として開業し、1997年の大規模改修を経て現在の舞台芸術施設へと生まれ変わった。100年以上の歴史を持ち、ネオルネサンス様式の外観から「道頓堀の凱旋門」とも呼ばれ、歌舞伎を楽しめる大阪屈指の劇場として親しまれてきた。

一方、施設の老朽化を理由に閉館が検討されていたが、道頓堀という劇場文化の中心地を象徴する存在を守ろうとする声が高まり、今回の方針転換につながったとみられる。現時点で、具体的なスケジュールや計画はまだ決まっていない。建て替えに伴い一時的な休館は想定されるが、今後の継続を前提とした動きが進められている。

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