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フェルメールの名画『真珠の耳飾りの少女』が来日決定、国内では大阪のみで公開

8月21日~9月27日、「大阪中之島美術館」に登場

Edward Hewes
Chikaru Yoshioka
テキスト
Edward Hewes
翻訳:
Chikaru Yoshioka
‘Girl With a Pearl Earring’
Photo: Mauritshuis, The Hague
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オランダ黄金時代を代表する画家、ヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer、1632〜1675年の代表作『真珠の耳飾りの少女』が、2026年8月21日(金)~9月27日(日)での期間限定で、「大阪中之島美術館」に展示されることが決定した。しかも、日本での公開は大阪のみで、一生に一度かもしれない貴重なチャンスだ。

17世紀に描かれたこの名作が、所蔵先であるオランダ・ハーグの「マウリッツハイス美術館」を離れて日本で公開されるのは史上2回目で、実に14年ぶり。前回日本で公開されたのは、2012年に「東京都美術館」のリニューアルオープンを記念して開催された展覧会で、その際は約120万人もの来場者を記録した。通常、マウリッツハイス美術館が本作を貸し出すことはほとんどなく、今回の大阪展は極めて異例だ。

大阪中之島美術館
Photo: Kisa Toyoshima大阪中之島美術館

タイミングもまた絶妙だった。マウリッツハイス美術館が改修工事のため一時閉館することとなり、世界中の美術館による激しい誘致競争の中から、大阪が本作を迎える栄誉を勝ち取ることに成功。さらに同館の館長であるマルティーヌ・ゴッセリンク(Martine Gosselink)は、この繊細な作品が海外に貸し出されるのは「これが最後になるかもしれない」とも語っている。

フェルメールが生涯に残した作品は約30点のみ。そのいずれもが、静寂な室内風景や風景画を精緻に描いた名作だ。代表作には『真珠の耳飾りの少女』のほか、『牛乳を注ぐ女』や『デルフト眺望』がある。

チケット情報を含む詳細は、2月下旬に発表予定。過去のフェルメール展はいずれも開幕前に完売していることから、事前予約は必須となりそうだ。

日本にいながら世界屈指の名画を鑑賞できる本展覧会。公式ウェブサイトでの続報を心待ちにしたい。

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