タイムアウト東京 > LGBTQ+ > 東京、LGBTQ+フレンドリースポット10選
「LGBTフレンドリー」という言葉があるが、新宿二丁目など限られたエリアの話と感じる人も少なくないのでは。しかし、当事者にフレンドリーなスポットは東京都内のあちこちに点在している。
ここではバー、カフェ、居酒屋など、各所でLGBTQ+にゆかりのある店を紹介。どんなセクシュアリティーでもジェンダーでも、楽しめるスポットが見つかるだろう。自宅や職場の近くなど、気になる街に出かけてみよう。
池袋にある女性限定の「カフェ&バー ヒナタ.」は、レズビアンばかりではなく、女性だけでゆったり飲みたい人にもおすすめ。客はオタクの女性や腐女子も多く、アニメイト帰りの常連もいるそうだ。
店内には多種多様なボードゲームが用意されていて、1人で訪れても楽しむことができる。店主特製のアールグレイのシフォンケーキは、あっさりとした甘さで、飲んだ後の締めにもぴったり。のんびりと飲みながらオタクトークに花を咲かせてはいかが。
池袋のレズビアンバーといえば「バーウルエ(Bar空-ウルエ-)」だ。店名は「空」の部首をカタカナに見立て「ウ」「ル」「エ」と分解して作った造語だそう。
池袋にも女性限定バーがあればという願いから2013年に立ち上げた店で、新宿二丁目まで行くのはちょっと……という人も、ここでレズビアンバーデビューすることが多いという。
豊富なドリンクが特徴で、モヒートやカンパリなど薬草香草系からフルーツ系、爽やかなスミレの香りのリキュールや、変わり種の果実酒などさまざまな味が楽しめる。ソフトドリンクやノンアルコールカクテルも20種類上あり、酒が苦手な人でも安心できるだろう。初心者や1人での来店も歓迎している。
リニューアル後の「渋谷パルコ」にオープンした、セクシュアリティー何でもOKの「キャンピーバー(Campy! Bar)。」 本店は新宿二丁目にある、メディアで活躍中のブルボンヌがプロデュースするミックスバーだ。
アルコール各種900円から、スペシャルドリンクのボトルワインやシャンパーニュも提供しており、ドラァグクイーンや女装ウエートレス、LGBTsスタッフが出迎えてくれる。渋谷パルコ内で、日曜を除き翌朝5時まで開店しているため、クラブ帰りや始発を待つ間などもう少し遊びたいときにも訪れたい。
また日中は「純喫茶 はまの屋パーラー」として営業しており、老舗の味を引き継ぐコーヒーや「玉子サンドウィッチ」などを楽しめる。
老舗ゲイバーやレズビアンバーが多く知られ、独自のカルチャーが芽吹いてきた新宿エリア。さまざまな背景を持つ人が安心して酒を楽しめるのはもちろん、おいしい料理やスイーツも楽しめるスポットも多い。 本記事は2015年に作成された『東京、LGBTフレンドリースポット10選』をもとに、新宿エリアのLGBTフレンドリースポットを「カフェ&レストラン」「バー」「カルチャー」に分けて紹介する。
セクマイ当事者にとって、生活にはストレスが付きまとう。例えば性別の記入欄やパートナーの話題、「彼」「彼女」「君」「ちゃん」の呼称など……、些細なことでも、ちくちくと小さなトゲを刺され続けるようなしんどさがあるだろう。 そんな日常の不快感がなく、日々の暮らしをサポートする店や施設が都内には点在する。
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6月がプライド月間(Pride Month)と称されるようになった発端を、聞いたことはあるだろうか。1969年6月28日、ニューヨークのゲイバー『ストーンウォール・イン』(Stonewall Inn)で度々起きていた警察の踏み込みに対し、同性愛者やトランスジェンダーの人々が立ち向かい、5日間に及ぶ暴動に発展した。それをきっかけに、同性愛者をはじめとするLGBTQ+の人たちが、自らの権利について声を上げ始めた(声を上げやすくなった)ことに由来し、6月をプライド月間と呼ぶようになった。毎年6月、聖地ニューヨークを筆頭に各地でプライドパレードが開催されているのも、そのためだ。
今回は苦境の中で立ち上がった先人たちに敬意を表し、そしてプライド月間を祝し、クィアを入り口に「学び」を得られる場所をクィアスポットとして、いくつか紹介する。黒人差別をはじめ、あらゆる差別と暴力の歴史について、ともに学ぶ機会となることを願って。
セクシュアルマイノリティーの友人を増やしたい、よりリアルな知識を得たい。そう思っても、一体何から知ればいいか悩む人も少なくないだろう。ここでは、セクシュアルマイノリティー自身も、アライ(ally=「仲間」や「同盟」を語源とし、セクシュアルマイノリティー当事者を支援する人々を指す)にも、ビギナー向けの新宿二丁目スポットを紹介する。一見さんや一人客、アルコールが飲めない人でも、安心して楽しめるはずだ。カラフルな魅力を持つ新宿二丁目エリアを堪能しよう。
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