Bible Club Osaka
Photo: Bible Club Osaka
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大阪、ベストカクテルバー4選

隠れ家バーから洗練されたラウンジまで、こだわりの一杯を唯一無二の雰囲気で

Lim Chee Wah
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大阪のバーシーンは多彩で、気分やシーンに合わせて選べる場所が揃っている。さっぱりしたレモンサワーとお好み焼きを楽しめる居酒屋は友人とのにぎやかな夜にぴったり。一方、クラフトビールバーは、休日の午後のひと休みに立ち寄るのにちょうどいい。 

ただ、本格的なカクテルやスピリッツ、リキュール、ミキサー、ビターズを精密さと創造性で絶妙に組み合わせた一杯を求めるときは、迷わずカクテルに特化したバーへ向かいたい。

本記事では、実際に足繁く通うお気に入りの店や、友人にも自信を持って薦められる場所を紹介する。小さな隠れ家バーから洗練されたラウンジまで、独創的なカクテルを味わえる店で夜の新しい楽しみ方が見つかるはずだ。

オレゴン州ポートランドにある「Bible Club」の姉妹店である「Bible Club Osaka」は、まるで禁酒法以前の19世紀アメリカにタイムスリップしたかのような世界へと誘ってくれる。控えめな地下立地から、ビンテージの新聞記事やポスターが貼られた古風な木製インテリア、アンティークのクリスタルグラスや装飾品に至るまで、細部へのこだわりは完璧だ。

メニューは、クラシックを再解釈した一杯から、日本のスピリッツや食材をアクセントにした新作まで、多彩なカクテルの品揃え。中でも注目は、ジン・ベルモット・カンパリに卵・シュガーシロップ・オレンジビターズを合わせた「Negroni Flip」や、ジンにライム・キュウリ・自家製カルダモンシロップを加えた爽やかな「Mr Hendrick’s」。デザートカクテルや「モクテル」も用意され、締めの一杯にも最適だ。

  • カクテルバー
  • Osaka

CRAFTROOM」を見つけるのは、ちょっとした探検気分だ。梅田にある大阪駅前第一ビルの地下2階、雑多な居酒屋が立ち並ぶ一角にひっそりと隠れている。看板も驚くほど小さいため、見落としてしまいそうだ。

しかし一度席に落ち着けば、店内は温かく、まるで誰かの家に招かれたかのように居心地がいい。バックには柔らかなジャズが流れ、空間にゆったりとした落ち着きを添えている。カウンターに立つのは、世界のトップバーテンダーを決める大会「World Class 2016」で準優勝した経験がある藤井隆。北新地の名店「Bar,K(バーケイ)」で腕を磨き、独立後に同店を開いた。

2024年、同店は大阪のバーとして初めて「Asia’s 50 Best Bars」に選出され、歴史的快挙を成し遂げた。その評価はまさに納得の一言だ。メニューには卓越した技術と創造性が余すところなく表現されており、独創的なシグネチャーカクテルから、クラシックを巧みにアレンジした一杯まで、多彩で刺激的なドリンクが並んでいる。

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閑静な雰囲気のホテル「ZENTIS Osaka」の一角にひっそりたたずむ「UPSTAIRZ Lounge, Bar & Restaurant」は、都会の喧騒(けんそう)から離れて落ち着ける隠れ家バー。中央にアイランド型のバーカウンター、壁沿いには小さなボックス席が並び、洗練された空気が広がる。

バーを率いるのは、国内外の名だたるコンペティションで実績を残してきた受賞歴のあるバーテンダーの古瀬則彦。中でも興味深いのは、同店が誇る豊富なオリジナルカクテルのラインアップだ。多くの一杯がフルーツやハーブ、そして焼酎をベースに構成されており、クリアな酒質を生かした独創的な味わいが楽しめる。

メニューには、「DIAGEO WORLD CLASS 2022 JAPAN FINAL」で「リフレッシング チャレンジ部門」を制した、古瀬による代表作「Wine of Citrus Heart」が並ぶ。ジンにグレープフルーツ・シソ・ティムールペッパーを合わせており、驚くほど飲み心地がよい。

日本の食材をテーマにした「Wasabi Smash」は、ワサビとシソという象徴的な風味を存分に楽しめるカクテル。レモン・オルジェーシロップ・テキーラ・ジンを加えることで、全体の味わいがまとまっている。

  • Osaka

アメリカ村にある「御津街園(三角公園)」の向かいに建つ雑居ビルの5階。幾何学模様の看板を目印に、低い扉をくぐると、薄暗くアンティーク感漂う空間が広がる。木製の棚から無数のボトルがあふれ落ちるように並び、足元の床にまで所狭しと置かれている。

店内は、まるで狂気じみた錬金術師の家のような雰囲気だが、それもそのはず。本店は自家製のインフュージョンやビターズ、リキュールを仕込むことで知られている。メニューはないので、自分の好みの味わいや使ってほしい酒をバーテンダーに伝えるだけでいい。あとは、仕立ててくれる一杯を待つのみだ。この「お任せスタイル」こそが醍醐味(だいごみ)で、気づけば新しい味の組み合わせを次々にリクエストしたくなる。

大阪を食で巡るなら……

世界中の食文化が交差する大阪には、ジャンルもスタイルも多様な名店が集まっている。奥深い香辛料が魅力の本格中華や、繊細な技が光るフレンチ。そこに、自由な感性で進化を遂げるモダンイタリアンやメキシコ料理、スパイス香る個性派カレーが加わる。伝統と革新が溶け合う、大阪ならではの各国料理店を紹介する。

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ここでは大阪に点在する、レコードバー5店をピックアップする。デジタル音源とは異なる、レコードが持つ音の温かみや厚みはもはや説明不要だろう。レコードバーでは、店主こだわりの音響機材で、ジャズにソウル、ラテン、J-POPなどから、選りすぐりの1曲を聞かせてくれる。

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