「タカ イシイギャラリー 京都」で、マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)の美術作品を紹介する個展が開催。本展は東京の「九段ハウス」で同時期に行われる個展「MARTIN MARGIELA AT KUDAN HOUSE」と併せて、作家にとって日本初の展覧会だ。
マルジェラは2009年以降、ファッションの枠を超え、自身の視覚表現の拡張に積極的に取り組んできた。本展では、2018年から2025年にかけて制作された約14点の近作を発表する。
作家の実践の根底にあるのは、人間の身体への継続的な探究だ。身体は視覚的体制と触覚的体制という2つの競合的な枠組みが収縮する、歴史的な負荷を帯びた場として位置付けられる。マルジェラの作品は、顕在化と秘匿のはざま、露見と保護のはざまの緊張関係――古典彫刻から現代美術に至るまで身体表象を形作ってきた力学――を再活性化させている。
なお、本展は予約制なので、公式ウェブサイトのフォームから予約が必要。会場に足を運び、今のマルジェラの表現に触れてほしい。

























