Gift-ready sweets
Photo: Keisuke Tanigawa

東京、ジャケ買いしたい手土産

思わず誰かに贈りたくなる、胸キュンなパッケージ

テキスト:
Shiori Kotaki
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タイムアウト東京 > ショッピング&スタイル > 東京、ジャケ買いしたい手土産

※2020年9月30日 更新

「手土産は絶対ここで」と毎回決めている人も多いかもしれないが、時には、ちょっと冒険してみてはいかがだろう。ここでは、味はもちろん、まずパッケージに「胸キュン」し、思わず誰かに贈りたくなるような美しい手土産を厳選して紹介する。「運命の一輪に出会う」バラのボックスや、フランス文学者で画家の鈴木信太郎が手がけたもの、外箱だけでなく中のヌガーなどの包み紙までキュートなものなど、相手の喜ぶ顔を想像しながら、とっておきの手土産を選んで「ジャケ買い」してみよう。

西光亭
  • レストラン
  • 代々木上原

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手作りクッキーで知られる西光亭。パッケージには、絵本のように色彩豊かで、温かみのあるイラストが描かれている。イラストのバリエーションは200種類超えで、どのデザインにもリスが描かれているのが特徴。なかには、「ありがとう」や「ハッピーバースデー」などのメッセージが入ったものや、東京の風景を描いたものもある。クッキーは、クルミがたっぷり入った『くるみのクッキー』がおすすめ。ほどよい甘さと、ほろっとした食感がくせになる。

  • ショッピング
  • 原宿

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神宮前にある手作りキャラメル専門店。香料や着色料などの余分なものは一切使っていない、ナチュラルな味わいのキャラメルを楽しめる。手土産には、美しいバラが描かれたボックスがおすすめ。箱の中には、バニラや塩、ラズベリー、ジンジャーなど、8種類のキャラメルが入っている。また、バラのイラストは、つぼみの状態のものから完全に花が開いたものまで、いくつかのバリエーションを用意。バラの色も、ピンク、青、黄色、オレンジの4種類がある。どんなバラに出会えるかはその時次第。「運命の一輪に出会う」というのも、なんだかロマンチックだ。

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マッターホーン
  • ショッピング
  • 学芸大学

Faxにて取り寄せ可能

学芸大学駅近くに店を構える洋菓子店、マッターホーンのパッケージは、画家の鈴木信太郎によるもの。味わいのある絵のタッチと、アイボリー&マゼンダという色合いが絶妙にマッチした『缶入りクッキー』は、同店の人気商品だ。クッキーも小さめサイズのものが6種類入っており、どれだけ食べても、全く食べ飽きない。ついつい手が止まらなくなるので、しっかりと自制心を保つことが必要だ。

人気商品のため、店頭では品薄なこともしばしば。特に、年末年始は予約でいっぱいだ。そのため、予約をしておくのが確実だが、どうしてもその日に手に入れたい場合は、朝一で店に足を運ぶのが良いだろう。もし、『缶入りクッキー』が売り切れだったとしても、絶望しないでほしい。どのスイーツも絶品で、包み紙に鈴木の可愛らしいイラストが描かれているものも多いので、売り切れの場合は、ぜひほかのスイーツにチャレンジしてみよう。

  • ショッピング
  • 早稲田

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早稲田にある和菓子店。最中が有名な店だが、「パッケージ映え」という点を踏まえると、羊かんをおすすめしたい。白、青、黄色を使って描かれた花のイラストは、清楚な仕上がりで、品のある同店の和菓子にぴったりのデザイン。このパッケージでくるっと身を包んだ羊かんは、凛としたたたずまいだ。羊かんは、決して甘すぎることなく、小豆の風味をしっかりと感じられる味わい。ハーフサイズも用意されているので、自分用に購入するのも良いだろう。柿や梅など、期間限定の羊かんが販売されていることもあるので、こちらも要チェックだ。

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  • ショッピング
  • 田園調布

電話にて取り寄せ可能

田園調布にある老舗洋菓子店。営業中でも店は薄暗く、まさに「知る人ぞ知る名店」といった感じだ。店頭に人が立っていないこともあるので、初めて店を訪ねる人にとっては少々ハードルが高いかもしれない。しかし、ここは長年多くの人に愛されているロシアチョコレートに出会うため、勇気を出して扉を開けてみよう。ヌガー、プラム、タフィーなど、約10種類あるロシアチョコレートは、レトロな包み紙までもが素晴らしい完璧なチョコレート。フレーバーごとにデザインも違い、簡単には捨てられない可愛さだ。手土産には、チョコレートの詰め合わせがおすすめ。パールホワイトをベースにした缶は、シックで上品だ。

壽堂
  • ショッピング
  • 人形町

Faxにて取り寄せ可能。名前、電話番号、住所、欲しい商品と個数を記載して送信。03-3666-4814

水天宮前駅と人形町駅の中程にある和菓子の老舗。焼き芋の形を模した銘菓『黄金芋(こがねいも)』を中心に取り扱っている。『黄金芋』は、実際には芋は使われておらず、白いんげん豆の白餡に卵の黄身を加えた黄身餡を薄皮で包み、金串を通して高温で丸焼にした菓子。表面にたっぷりとニッキがまぶされており、店の前に立つと、ニッキの良い香りが我々を迎え入れてくれる。『黄金芋』が誕生したのは、明治30年代後半のこと。黄身餡が貴重とされていた当時から現在に至るまで、変わらずにこの味を提供しているのだ。

個数に応じて、紙袋や箱など、複数の選択肢が用意されているが、手土産にするならば、竹皮でできた「お篭入り」という入れ物がおすすめ。蓋に掛けられた赤、緑、黄色で黄金芋が描かれたかけ紙は、伝統的な日本らしさと、親しみやすい可愛らしさが感じられる秀逸なデザインだ。また、篭自体を包んでいる、水色の包装紙とハマナス色の紐という色合わせも、心をくすぐる美しさである。

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  • ショッピング
  • 白金

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バスク地方の伝統的なスイーツ『ガトーバスク』と『マカロンバスク』が名物のパティスリー。手土産におすすめなのは、温かみのある絵がプリントされた缶に『マカロンバスク』が24個詰まったギフトボックス。この絵は、フランス人画家のPatrick Cossuがメゾンダーニのために描き下ろしたもので、料理を運ぶ女性のエプロンに「Maison d’ahni」と記されているのも、なかなか粋なはからいだ。バスク地方で培った伝統的な製法で作られる『マカロンバスク』は、しっとりとした食感が特徴で、アーモンドの風味も存分に感じることができる。

ヒガシヤギンザ
  • レストラン
  • ティールーム
  • 銀座

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縁起の良い菓子としても親しまれている「おこし」は、ヒガシヤギンザで手に入れよう。ここでは、そんなおこしを、モダンなデザインの缶に詰めて販売しているのだ。オイスターホワイトをベースに、ネイビーで柄や店名が描かれた丸缶は、スタイリッシュなデザインに加え、サイズ感もちょうど良い。おこしは、甘さとコクのある『蕎麦の実』、爽やかで刺激のある味わいの『生姜』、独特な風味と旨みが特徴の『大徳寺納豆』の3種類から選ぶことができる。

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麻布野菜菓子
  • ショッピング
  • 麻布十番

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どら焼きやフィナンシェ、最中など、野菜を使ったスイーツを販売する麻布野菜菓子。菓子のユニークさについ気をとられがちだが、ここでは、そのパッケージにも注目してほしい。特に『野菜の焼き浮島』の箱は、モダンと和が融合したようなデザインで、最高にクール。落ち着いた色味を使っているので、目上の人への手土産にもぴったりだ。写真は、こし餡、ゴボウ、チョコレートを練りこんだ生地に、柚子の爽やかさを合わせた『ごぼうとチョコの焼き浮島』。予想よりもゴボウの風味をしっかりと感じられる一品である。

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