心根
Photo: Eichiro Tomigami
Photo: Eichiro Tomigami

北大阪で行くべきレストラン23選

豊能・三島エリアで食を満喫する

テキスト: Miho Yamauchi
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北大阪には、都市の利便性と豊かな自然が調和したエリアならではの多彩なレストランが揃っている。地元の新鮮な野菜や米、ジビエなど山の恵みを生かす店から、伝統野菜「三島独活」や名水を活かした料理を楽しめる店まで、味覚の発見にあふれる地域。北大阪を訪れたら押さえておきたい、23軒の注目の料理店を紹介する。

豊能地域

大阪府の最北部に位置するエリア。淀川の北に広がる郊外都市を持つ一方、北摂山地の山々に囲まれていることから雄大な自然景観を持つ地域で、里山や棚田など、美しい農村風景が楽しめる。古くから、米作りや野菜の生産に加え、ジビエを育んできた地域でもあり、山の恵みの重要な供給源として重要な役割を担ってきた。

現在も地元の食材を使ったレストランやカフェが多く、訪れる人々と食の源とをつないでいる。それはまさに「大地がもたらす恵みこそが料理を形作るもの」ということが感じられる体験であり、自然への敬意や、持続可能な食のあり方への考え方が自然と深まるだろう。

豊能地域で行くべきレストラン

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  • 日本料理
  • Osaka

能勢の里山を見渡せる一軒家の日本料理店。店主の中井建は祇園で京料理を学び、ベルギーで公邸料理長も務めた経験を持つ。能勢の野菜や「能勢黒牛」、ジビエ、川魚など旬の食材で織り成すのは、和の技法をベースに創意工夫が光る直感料理。ゆるりと流れる時間の中で、ここにしかない景色と味覚に心も満たされるだろう。

※完全予約制

  • Osaka

オリジナルの家具や金物を販売する「上手工作所」が手がける、家具と食の複合施設。施設内には、和食の「孚-fu-」と、洋食の「閑日」が入居しており、いずれもテーマは「発酵」。旬の地元野菜と自家製の発酵調味料で作った、体と心に優しい食事を提供している。

和と洋、その日の気分でチョイスしたい。

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  • フランス料理
  • Osaka

野菜を中心とした、創作フレンチの店。野菜は近隣農家から仕入れたものが中心で、味や形など、素材そのものを大切にしながら調理されている。

お任せコースとランチのフルコースで提供される「馬告(マーガオ)」風味の自家製ハムや、お任せコースのみ提供されるタマネギのチーズケーキはリピートするファンが多く、訪れた際はぜひ味わいたい。

完全予約制なので、電話で予約してから出かけてほしい。

  • Osaka

1864年創業の老舗うどん店。吾妻のうどんに魅せられた人は数知れず、中でも先代が1970年代に考案したという看板メニュー「ささめうどん」を求めて遠方から訪れるファンも少なくない。

とろみがきいたあんかけだしにショウガやすりゴマなどが溶け合い、体を芯から温めてくれる。

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  • カフェ・喫茶店
  • Osaka

能勢町で生まれ育った夫婦が営む、豊かな自然に囲まれた里山カフェ。地元の若手農家から仕入れた野菜で作る週替わりのランチプレートや、能勢町「西河農園」のメロンを使った旬のデザートなど、地域のつながりが感じられるメニューが揃う。

ランチはなくなり次第終了で、平日と土曜日のみ11時からと13時からは予約も可能。

  • Osaka

1955年に「大阪の台所」の名でも知られる「黒門市場」で開業したうどんの店。特徴は、何といってもつまようじほどに細い麺だ。

屋台からスタートしたこともあり、せっかちな大阪人を待たせぬようにと2分でゆで上がり、するっと味わえる「細うどん」が誕生した。

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  • パティスリー・洋菓子屋
  • Osaka

クラシックなフランス菓子が人気のパティスリー。カカオ豆から手作りしたチョコレートで作る「ガトーショコラ」や、店で挽いたアーモンドパウダーをたっぷり使った「フィナンシェ」など、真摯に作られた菓子が並ぶ。

種類が一番豊富な時間帯は、10時30分〜11時ごろ。旬の食材を使った季節限定の菓子も見逃せない。

  • イタリア料理
  • Osaka

薪窯で焼くピザはもちろん、前菜やパスタ、メインの肉料理まで、その全てが訪れる人々を魅了するピッツェリア&トラットリア。季節のメニューでは、羽曳野市で採れたイチジクを主役にしたピザなど、大阪府産の野菜や果物も積極的に取り入れている。

同店の味を存分に楽しみたい人は、「お任せコース(2人から)」もおすすめ。

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  • 日本料理
  • Osaka

箕面大滝へと続く「滝道」の途中にある日本料理の名店。「金時人参」や「海老芋」など「なにわの伝統野菜」も取り入れながら、旬の食材をふんだんに使った料理を新緑や紅葉の中で楽しめる。

人気の紅葉シーズンのみ1年前から予約を受け付けている。

  • イタリア料理
  • Osaka

鮮魚を中心に、旬の食材をふんだんに使ったコースが人気のイタリアン。「一つの食材でどのくらい表情を出せるのか」と、時には和食の調理方法も用いながら作られる料理は、食べ疲れしないシンプルな味わいでありながらも奥行きがある。

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  • Osaka

素材本来の風味や食感が楽しめる、創作おはぎの店。「小豆あん雑穀もち」「くるみ黒米もち」といった定番の5品に加え、夏の「焼きとうもろこしもち」や、秋冬の「焼き栗黒米もち」など季節の味わいも並ぶ。

素朴だからこそ奥深く、もう一つと手が伸びるだろう。

  • フランス料理
  • Osaka

住宅街にたたずむ、カウンター6、7席のフレンチレストラン。シェフの中多健二は、パリの星付きレストランでの修業経験もあり、料理には、組み合わせた食材同士のつながりを感じられるストーリーが込められている。

木・金曜日のみ昼のコースも提供。

なお、2025年11月9日までは豊中で営業し、12月以降は福島へ移転予定だ。訪れる際は、公式ウェブサイトを確認してから出かけてほしい。

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  • イタリア料理
  • Osaka

新大阪から少し足を延ばして、新幹線の乗車前にやってくる人も多い人気のシチリア料理店。シェフ・今木宏彰のベースにあるのは、イタリアの星付きレストランで修業していた頃にマンマが作ってくれたまかないの味だ。

看板メニューの前菜は8、9品盛られており、野菜だけでなく、魚や肉料理も少しずつ楽しめるのがうれしい。

  • 中華料理
  • Osaka

1980年代から営業する町中華が2023年、2代目夫婦に受け継がれリニューアル。先代の味も守りつつ、自由な発想で作る、独創的な中華をメインに提供している。

一口で味わい、口内調理で楽しむ「揚げライス鶏マヨ」や、炭火で丁寧に火入れされた「京鴨の炭火焼き」など、ナチュラルワインやクラフトビールにもよく合う。

三島地域

豊能地域に隣接するエリアで、豊能地域と三島地域を合わせて「北摂」 と呼ばれることも多い。淀川の水と肥沃な土壌を生かした米作や野菜栽培が盛んで、茨木市は、江戸時代から栽培されている伝統野菜「三島独活」の産地でもある。

また、島本町は古くから「名水の町」として知られており、ウイスキー造りに適した良質な地下水が豊富に湧いていることも「サントリー山崎蒸溜所」の建設地となった理由の一つだ。この地を訪れれば、食を語る上でも欠かせない「水」をたどる体験ができるだろう。

三島地域で行くべきレストラン

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  • 日本料理
  • Osaka

大阪を代表する名料亭の一軒。店主・松尾英明が紡ぐ料理は、四季の移ろいを端正に映し、日本人の美意識を鮮やかに伝える。

大切にするのは、心ある生産者が育てた魚の価値や、「なにわ伝統野菜」をはじめとする地の恵み。持続可能な食の価値を未来へと継承する姿勢に加え、数寄屋建築の静かで穏やかな空間が一層の品格を添える。

完全予約制なので、公式ウェブサイトから予約して訪ねてほしい。

  • カフェ・喫茶店
  • Osaka

地元・茨木市の魅力を伝える地産地消のカフェ「BONO caféボノ カフェ)」。地元農家からランダムに届いた野菜を「今日の気候だったら、どんな風に食べるのがおいしいだろう」と即興で料理し、その日のベストな献立で提供する日替わり定食には、まさに、茨木のリアルな旬が詰まっている。

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  • ベイカリー・パン屋
  • Osaka

フランス料理店での修業経験もある店主・船井高志が手がける、フレンチの技を生かした総菜パンが人気のベーカリー「丹青」。日々の生活の中で常にヒントを探している船井の創造力はとどまることを知らず、新作も頻繁に登場する。行列必至のため、早めの来店がおすすめ。

  • 日本料理
  • Osaka

旬を生かした伝統的な日本料理を軸に、遊び心や驚きも楽しめる日本料理屋「高槻 天野」。店主の天野恵明は、心斎橋の名店「懐石料理 桝田」で14年間修業を重ね、2023年に故郷の高槻で独立した。地元の無農薬野菜や蜂蜜などを取り入れ、時には中華や洋のエッセンスも。ラストは、驚きの味を秘めたデザートで最後まで心をときめかせてくれる。

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  • 日本料理
  • Osaka

高槻の山深い里山にたたずむ、築100年超の古民家を改装した日本料理店「心根」。「二十四節気」の移ろいに合わせた「心根コース」(2万5,000円)は野草、ジビエ、淡水魚など地元の滋味尽くしだ。店主の片山城は春には毎朝、山菜を摘みに裏山へ赴くという。一品ごとにごちそうの心が宿る、ここでしか味わえない食体験。遠路からでも訪れたい。

  • Osaka

2021年2月、北摂エリア初のマイクロブルワリー兼ブルーパブとして本格始動した3TREE BREWERY(スリーツリー ブリュワリー。1階が醸造所、2階が飲食スペースという造りで、常時4種類のクラフトビールが楽しめる。看板商品のほか、月に2種類登場する季節に合わせた限定ビールも見逃せない。

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  • ベイカリー・パン屋
  • Osaka

パン好きの間で「ハード系パンの聖地」ともいわれる、人気のブー ランジェリー。魅力的なパンがずらりと並ぶが、店主・岩永歩が「このパンを体にたたき込むためにフ ランスに渡った」という人気のバ ゲットは必ず手に入れたい。

購入したパンはイートインも可。

  • ショッピング
  • 酒屋・ワインショップ
  • Osaka

1962年創業の酒屋が営む角打ち「上田酒店」。日本酒や焼酎はもちろん、缶チューハイも酒屋ならではのラインアップで楽しい。軽く一杯と足を踏み入れたのに、地元民の輪の中にいてあっという間に数時間、なんてことも。酒のさかなには、自家製の「あん肝ポン酢」をぜひ。

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  • イタリア料理
  • Osaka

自然豊かな島本町にあるイタリア料理店「Restaurant MyS(レストラン マイス)」。オーナーシェフの菱田雅己は、イタリアの星付きレストランや、イタリア料理界の巨匠・グァルティエロ・マルケージ氏の下で経験を積んできた人物だ。菱田が磨いてきたスキルと、旬の地元食材が溶け合うイノベーティブなイタリアンは、ぜひ一度体験したい。

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