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2025年6月20日（金）〜22日（日）の3日間、世界最高峰のアクションスポーツの国際競技会「X Games Osaka 2025」が「京セラドーム大阪」で初開催される。13カ国からトップアスリートが集結し、スピードや高さを伴う華麗な技を競い合う。
「X Games」は、スケートボードやBMX、Moto X（フリー スタイルモトクロス競技）といったアクションスポーツの世界最大の国際競技大会で、夏と秋に実施。日本では2022年に千葉で最初に開催されて以来今年で4度目となり、関西に初上陸する。
出場選手は総勢81人。日本からは「X Games Chiba 2024 」で初の金メダルに輝いた「スケートボード 男子ストリート」の白井空良（しらい・そら）、同大会で銀メダルを獲得した根附海龍（ねつけ・かいり）、2024年のパリ五輪「スケートボード 女子ストリート」で金メダルを手にし一躍注目を集めた吉沢恋（よしざわ・ここ）と、同じく銅メダルを獲得した赤間凛音（あかま・りず）らの出場が決まっている。
また、「X Games Chiba 2024」で「BMX パーク」の銀メダルに輝くなど日本のBMX界をリードする中村輪夢（なかむら・りむ）、「Moto X ベストトリック」で数々の世界大会で優勝を果たしてきた日本のレジェンド東野貴行が出場する。
海外勢では、パリ五輪の「スケートボード 男子ストリート」で堀米優斗と金メダルを争ったアメリカ人のジャガー・イートン（Jagger Eaton）や2020年の東京五輪・同種目で銀メダルを獲得した、ブラジルが誇るスケートボードの王者、ケルビン・ホフラー（Kelvin Hoefle）をはじめ、世界の第一線で活躍するライダーが来日を果たす。
「BMX ストリート」でも、「X Games Chiba 2024」で金・銀・銅メダルにそれぞれ輝いたアメリカ人のギャレット・レイノルズ（Garrett Reynolds）、同じくデボン・スマイリー（Devon Smillie）、ナイジェリア出身でスペイン人のカレッジ・アダムス（College Adams）が揃って登場する。
本大会では、3競技12種目を実施する予定。中でも近年オリンピック競技に加わった「スケートボード 男女ストリート」「スケートボード 男女パーク」「BMX パーク」に注目が集まる。
「スケートボード ストリート」では、手すりや階段、縁石など街中にあるようなセクションを使い、独自のスタイルでトリックを決めていく。一方「スケートボード パーク」では、ボール状のコースを自由自在に駆け抜けながら、高さと難易度のあるエアトリックが見どころだ。
「BMX パーク」では、自転車に乗っているとは思えないような空中トリックやスピンで観客を圧倒する。高さ・速さ・創造性のすべてを兼ね備えたこの種目は、一瞬の勝負から目が離せない。
スケートボードのもう一つの競技で、垂直に近いランプから高く飛び上がり回転技を繰り出す女子の「スケートボード バート」は、日本大会では初開催。どんな派手な空中トリックが飛び出すのか、期待が高まる。
「X Games」の魅力は、これらの12ゲーム全てを一つの大会で見られることだ。会場となる「京セラドーム大阪」では、アリーナ席で近くから選手たちの妙技を味わうこともできれば、スタンド席から競技をじっくり見ることもできる。息をのむ世界最高レベルのパフォーマンスを存分に楽しんでほしい。
加えて、大阪府⺠限定で、スタンド席は大人1人につき、小・中学生が3人まで無料で入場できる。詳細は公式ウェブサイトをチェックしよう。
開催中の「EXPO 2025 大阪・関西万博」と併せて訪ねれば、「世界」を間近に感じられる絶好の機会になるだろう。
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