1. イタリアパビリオン:18州全ての郷土料理を味わう。


イタリア館の飲食は、東京駅や原宿駅前などにも出展する人気イタリア食材店&レストランのイータリーが運営。トマトソースのパスタ(2,290円、以下全て税込み)やマルゲリータピザ(2,390円)などの定番メニューが今ではすっかりおなじみのイタリア料理ではあるが、万博では各州の郷土料理が週替わりで提供される。
トスカーナ州やピエモンテ州、シチリア州などの聞き覚えのある州以外に、ラツィオ州、マルケ州、アブルッツォ州など、18州全てが網羅され、わくわくする。
例えば、イタリアのブーツのつま先部分に当たるカラブリア州の料理は素朴で力強く、唐辛子を使った辛さが特徴。同州では保存食文化も発達しており、スパイシーなペースト状のサラミなども有名だそう。そんな、その州ならではの食材や調理によるパスタやピッツァが提供され、食文化が学べるのだ。
屋上に位置し、美しいイタリア式庭園を眺めながら食事できる。誰でも利用でき、予約制ではないので、ランチタイムなどの混雑予想時を避け、たずねてみよう。