東京、VRスポット

東京、VRの楽しめるスポット

池袋、渋谷、秋葉原、お台場で、360度映像の世界に飛び込む

テキスト:
Satomi Saruwatari
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「VR(仮想現実)元年」と呼ばれた2016年を経て、東京では次々とVRを楽しむスポットやイベントが誕生している。ゲームや映画、疑似体験など、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着すれば、どんなところでも連れていってくれるVR。アイドルのライブ会場やSFアニメの世界へ行ったり、カーレースに参加することだって可能だ。360度映像の世界を演出するVRは、人々の生活を大きく変化させていくだろう。映像に加え、最近はコントローラーも発売され、シューティングゲームやカーレースといった実際に手を動かすゲームのリリースが相次いでいる。スマートフォンを使用したHMDが販売されるなど、一般家庭への普及も進んでいるが値段は手軽とは言えないのが現状だ。ここでは、東京でVRを手軽に楽しむことのできるスポットを紹介する。

コニカミノルタ VirtuaLink in 東京スカイツリータウン
  • アトラクション
  • アーケード&娯楽場
  • 押上

東京スカイツリータウン内に2017年6月26日から11月まで限定オープンした、コニカミノルタのVR体験施設。「人との繋がり」を重視した、共同体験型のアクティビティだ。VR機器には、最大50台を連携可能な『プレイステーション 4Pro』と『プレイステーション ヴィーアール』を導入。1回30分(1,500円)で最高26人まで体験できる。内容は、2人乗りの「ポッド」に乗って地球を守るべく宇宙空間で様々なミッションを参加者全員でこなしていくというもの(入れ替えの予定あり)。コニカミノルタの60年間にわたるプラネタリウム事業のノウハウをいかし、「VR元年」と呼ばれた2016年の流れをくんで誕生したアトラクションだ。

CYCLE STUDIO R Shibuya
  • スポーツ
  • サイクリング
  • 渋谷

ちょっと変わったVRを楽しみたいなら、渋谷駅のすぐそばのサイクルスタジオR渋谷(CYCLE STUDIO R Shibuya)を勧めたい。HMDを装着して、サイクリングを楽しむことができるワークアウトスタジオだ。没入型バーチャルリアリティによる、圧倒的な映像美のなかを駆け抜ける最先端のサイクルトレーニング『THE TRIP™』や、エレクトロミュージックに合わせて踊るダンスエクササイズ『BODYJAM™』、バーベルやプレートを使った本格エクササイズ『LES MILLS GRIT™ Strength』など、最先端トレーニングが体験できる。  

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VR PARK TOKYO
  • アトラクション
  • 渋谷

渋谷駅から歩いて5分、ゲームセンター「アドアーズ渋谷店」の4階にあるVR専門のアトラクション施設、VRパークトーキョー(VR PARK TOKYO)。野球のルールを知らなくても楽しめる、対戦型野球ゲーム『対戦!ハチャメチャスタジアムVR』や、洋館に棲みついたゴーストを退治する、協力型ガンシューティングゲーム『協力!GHOST ATTACKERS VR』など、8台のVRアトラクションが常設されている。期間限定のゲームやイベントも開催され、比較的コンスタントに内容がアップデートされるので、渋谷に行った際はぜひチェックしたい。

VR Zone Shinjuku
  • Things to do
  • 新宿

2016年夏からお台場に期間限定でオープンしていた『VR ZONE Project i Can』が、VRゾーンシンジュク(VR Zone Shinjuku)として再登場。バンダイナムコエンターテインメントがプロデュースするVRをはじめ、最先端技術を活用した同施設は、ゲームだけでなく、様々なアクティビティが楽しめる。VRの特徴である360度を見渡せるヴァーチャルの世界に没入し、日常生活では味わうことのできない体験ができる。場所は2014年に惜しまれつつ閉館したミラノ座の跡地だ。エンターテインメントの街、新宿に誕生する新たなスポットに注目したい。

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KAJITSU_CLUB
  • レストラン
  • ジュースバー
  • 汐留
  • 価格 1/4

カレッタ汐留にある、札幌発の100パーセントフレッシュフルーツスタンド、カジツクラブ(KAJITSU_CLUB)。こだわりの食材を使ったヨーグルトやミックスジュース、スムージーなどを販売している同店には、VR体験サービスのVRTHEATERが併設されている。アニメやSFなどさまざまな作品のVR体験ができる。映像の音響に合わせて振動するVR4Dシステム搭載チェアに座って、果実とVRというほかにはない組み合わせを楽しみたい。

スカイサーカス サンシャイン60展望台
  • アトラクション
  • 池袋

池袋サンシャインシティでもVRを楽しむスポットがある。56階に位置する、東京の街を一望できる展望台スカイサーカスでは、2つのVRコンテンツが用意されている。1つは、人間大砲になった気分で、未来の東京の街を旅する『TOKYO弾丸フライト』。もう1つはブランコに乗って、同じく未来の東京を巡る『スウィングコースター』だ。海抜251メートルから未来の東京に遊びに行こう。

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ZERO LATENCY VR(東京ジョイポリス内)
  • アトラクション
  • お台場

お台場のジョイポリスに、HMDを装着し、動き回りながらゲームを楽しむアトラクション、ゼロレイテンシーVR(ZERO LATENCY VR)が登場。最大6人のグループでのプレイが可能だ。自身と仲間との距離を考えながら手足を動かすことで、よりリアルなVR体験を味わえるだろう。プレイできるソフトは時期によって異なるので、ホームページから確認して予約して欲しい。

ドスパラVRパラダイス
  • アトラクション
  • 秋葉原

BTOパソコンなどを扱うドスパラが運営するスペース。複数のブースがあり、アトラクティブなゲームから、癒し映像まで、常時数種類のコンテンツを試遊することが可能だ。試遊と言えど、周りの視線をじわじわと感じる家電量販店などのそれとは異なり、30分の間は自由に遊べるというのが魅力だ。完全予約制だからこそ可能なシステムと言えよう。VRデビューをするにはぴったりなヴェニューだ。

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G-Tune : Garage
  • ショッピング
  • 秋葉原

マウスコンピューターが展開する、『G-Tune』ブランドのゲーミングパソコンを扱う専門店、ジーチューン:ガレージ(G-Tune : Garage)。オキュラス社のHMD『Oculus Rift』とコントローラー『Oculus Touch』を試遊できる。『Oculus Touch』の最大の魅力は、従来のHMDを装着するだけでは味わえなかった、VRの世界でのアクティビティを楽しむことができる点だ。コントローラーを操作することで物を移動させたりできるので、よりディープな没入感が楽しめるだろう。ショップには数種類のコンテンツが用意されており、好きなものを選択することができる。映像だけでは満足できない、という人にはぜひ『Oculus Touch』を体験してほしい。

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