文字、声、イメージ ~翻訳のことばと映画をめぐって~

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映画監督の七里圭による連続講座『映画以内、映画以後、映画辺境』 の特別編として、映画『Music as film』の上映と、現代アメリカ文学翻訳の第一人者、柴田元幸をゲストに迎えたトークイベントが開催される。『映画以内、映画以後、映画辺境』とは、「映画」とは何なのか、この現在において考察する連続講座。今回の講座では、「ことばが想像させるイメージは、英語と日本語ではどのように違うのか?また、翻訳した言葉を声にするのと元の言語を発するのとでは何が変わるのか?」というテーマでトークを展開する。柴田元幸がこの日のために翻訳したテキストの英語、日本語の朗読も催される。また、テーマの題材として、七里監督が自作の「音から作る映画」英語版として発表した、Music as film』も上映される。同作は、19世紀末にパリで生まれた「映画」と、同じパリで生まれたものの上演されることのなかったオスカー・ワイルドの戯曲『サロメ』の奇妙な連関を、字幕とボイスパフォーミングで語り起こす、異色の映画。また、英語と日本語の声や字幕が組んずほぐれつ絡み合う、奇妙きてれつな「言語実験映画」でもある。講座の前には関連上映として、七里の新作『サロメの娘 アナザサイド in progress』も上映。この機会に、摩訶不思議な映画と言葉の世界に足を運んでほしい。

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