京都府立堂本印象美術館

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タイムアウトレビュー

大正から昭和にかけて京都で活躍した、日本画家の堂本印象。「堂本印象美術館」は堂本自身によって設立され、1966年に開館した。

同館は外観から内装まで、全てが堂本自らのデザインによるもの。美術館を建てるに当たり、堂本は渡欧し、そこで見学した宮殿や現代作家の美術館などを参考に独自の美を追求したという。

制作された壁面装飾や館内装飾部分をデザインした多くのスケッチからは、自身の美術館空間を独自に創造しようとする堂本のエネルギッシュな思いがくみ取れる。これらのスケッチに見られる装飾形態は、現在でも館内に残されている。

詳細

住所
京都府京都市北区平野上柳町26-3
Kyoto
アクセス
京都市バス・JRバス『立命館大学前』バス停 徒歩1分
営業時間
9時30分~17時/休館日は月曜(祝日の場合は翌平日)

開催中

竹内浩一 風が迎えて

「京都府立堂本印象美術館」で、唯一無二の動物表現で高い人気を誇る日本画家・竹内浩一の個展が開催。本展では、初期作品から代表作、新作までを含む約50点が一堂に会し、その画業の全貌に迫る。さらに、猫をモチーフとした抽象作品や、禅僧のかさを描いたドローイングなど、本展のために描き下ろした作品も初公開される。 京都の型染友禅を家業とする家庭に生まれた竹内は、当初テキスタイルデザイナーとして活動していた。25歳の頃、京都画壇の重鎮である山口華楊に師事し、日本画家としての道を歩み始める。洗練された色彩と繊細な心象表現で注目を集める一方、次第に内面的な葛藤を深めていった。 そうした中で出合った禅の教えや、高い精神性を持つ中国・宋時代の絵画が新たな表現の扉を開く契機となる。淡くデリケートな色調に、生きとし生けるものへの深いまなざしを重ねることで、独自の表現世界を確立。真摯(しんし)に描かれた動物たちは、悲哀とユーモアを併せ持つ豊かな情感を宿し、それこそが竹内芸術の魅力だ。 本展で、その世界観をより深く味わってほしい。 ※9時30分~17時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(5月4日は開館)、5月7日/料金は800円、65歳以上400円、学生500円、中学生以下無料  
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