長らくヨーロッパの個人が所蔵していた伊藤若冲の『果蔬図巻』が、2023年にその存在を確認され、日本へと里帰りを果たした。現在は「福田美術館」のコレクションに加わり、大きな注目を集めている。
同館で開催される「若冲にトリハダ! 野菜もウリ!」では、約1年に及ぶ修理を経た『果蔬図巻』と、その翌年に描かれた重要文化財『菜蟲譜』を並べて公開。さらに、最初期の『蕪に双鶏図』や、2025年に新たに収蔵された『老松白鶴図』など、新出作品10点を含む約40点を通して、若冲の画業を初期から晩年までたどる。
併せて、与謝蕪村、円山応挙、長沢芦雪ら、同時代の京都で活躍した画家たちの優品も並ぶ。若冲に親しんできた人はもちろん、美術に馴染みのない人にとっても、その独自の芸術世界と魅力に触れられるだろう。
※10〜17時(入館は16時30分まで)/休館日は5月12日、6月2・16日/料金は1,500円、高校生900円、小・中学生500円、未就学児無料





