「京都dddギャラリー」で、「GRAPHIC CUBE ― シアターポスター DNPグラフィックデザイン・アーカイブより」が開催。演劇や舞踏、オペラなど舞台芸術のポスターに焦点を当て、グラフィックデザインと舞台表現の関係を紹介する。
19世紀後半のフランスで発展した近代ポスターは、リトグラフ技法による多色刷りの普及とともに広がり、劇場や舞台公演の告知媒体として都市空間を彩ってきた。舞台芸術は、近代ポスター表現を牽引(けんいん)した重要なテーマの一つでもある。
本展では、一回性や同時性を本質とする舞台芸術の体験を、デザイナーたちがどのように平面へ落とし込み、視覚化してきたのかに着目。ポスターを、単なる告知ではなく、作品世界を再解釈した「もう一つの表現」として捉え直す。
会場では、グラフィックデザインと舞台芸術の歴史的かつ本質的な関係を改めて浮かび上がらせる。横尾忠則、田中一光、宇野亞喜良、仲條正義、和田誠らによる作品を通して、ポスターが作品の記憶を留め、次なる体験へとつなぐメディアとしての意義を問い直す。
※11〜19時(土・日曜・祝日は18時まで)/休館日は月曜(7月20日は開館)、7月21日、8月12日/入場は無料





