「京都dddギャラリー」で、展覧会「アラン・キッチング:活版印刷の生ける遺産」が開催される。イギリスを代表するタイポグラファであり印刷職人のアラン・キッチング(Alan Kitching)を、本格的に日本で紹介する初の機会。初期作品から最新作までを網羅し、現在に至るまで70年以上にわたる創作の軌跡をたどる。
1940年生まれのキッチングは、15歳で植字工の見習いとして活版印刷の世界に入り、伝統的な技術を基盤に独自のタイポグラフィ表現を築いてきた。情報伝達の手段としての役割を終えつつあった活版印刷を芸術表現へと昇華させ、大判印刷物「ブロードサイド」や、文字だけで地図を構成する「タイポグラフィック・マップ」など、革新的な作品を発表。大胆な色彩やダイナミックなレイアウトで世界的な評価を得ている。
会場では、代表作に加え、アーカイブから発掘された貴重な作品や、本展のために制作された新作も展示。活版印刷の技術とタイポグラフィが持つ芸術性、そしてキッチング独自の創造力を体感できるだろう。
※11〜19時(土・日曜・祝日は18時まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日(土・日曜の場合は開館)、 9月8日/入場は無料




