2013年10月に右眼の視力を失ってから荒木の写真のスタイルに変化があった。ポジの右半分を黒く塗りつぶしてプリントされた作品が印象的な『左眼ノ恋』の写真集には、ドキュメンタリーとして荒木自身の心境が映し出されているかのようだった。今回の展示で発表される、最新シリーズ『切真』では、撮影したポジフィルムを真っ二つに切り離し、組み合わせを変えて新たにつなぎ合わせたポジフィルムから写真作品をプリントしている。荒木の生と死を感じられる作品を見つめてほしい。
荒木経惟写真展 切真
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