美術家たちの沿線物語 小田急線篇

  • アート
  1. 世田谷美術館
    画像提供:世田谷美術館荒木経惟「東京日和」より 1992年 世田谷美術館蔵
  2. 世田谷美術館
    画像提供:世田谷美術館髙山辰雄「星辰」1983年 世田谷美術館蔵
  3. 世田谷美術館
    画像提供:世田谷美術館伊原宇三郎「トーキー撮影風景」1933年 世田谷美術館蔵
広告

タイムアウトレビュー

小田急小田原線に光を当てる企画展が、「世田谷美術館」で開催。同館では2020年から、世田谷を走る私鉄と沿線ゆかりの美術家に着目し、世田谷の美術を紹介するシリーズを企画してきた。

今回フォーカスされる「小田急小田原線」は、1927年に新宿〜小田急間で開通。演劇の街である下北沢や小田急線開業に先立って開発された成城など、数多くの美術家がこの地域に住み、さまざまな文化を生み出してきた。

展示では、画家の高山辰雄や横尾忠則、写真家の荒木経惟、陶芸家の富本憲吉などの作品を紹介。また、経堂〜豪徳寺エリアに存在した美術グループ「白と黒の会」や、成城界隈(かいわい)の「砧人会」などの美術家の集いにもスポットライトを当てる。

別フロアの2階展示室では、同時開催となる第3弾「京王線・井の頭線篇」も併せて鑑賞できる。世田谷エリアで誕生した美術家たちの創作と交流の足跡をたどってみてほしい。

詳細

広告
関連情報
関連情報