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東京、除夜の鐘10選

煩悩を吹き飛ばし、厳かな気持ちで新年を迎えよう

除夜の鐘は、過ぎゆく年を惜しみながらその最後を締めくくり、新たな年を迎える伝統行事だ。大晦日の深夜から鐘をつきはじめ、肉体や精神が抱える欲望、他人に対する怒りや執着など、人間誰もが抱く「108の煩悩」を振り払う。本記事では、一般人でも無料で除夜の鐘をつける東京の寺院を紹介。年越しの過ごし方は様々だが、もし溢れる煩悩に気づいたら、凛とした空気に包まれる境内に足を運び、鐘の音とともに別れを告げてみてはいかがだろう。なお、108回にこだわらず、参拝者全員に鐘をつかせてくれる寺院もあるので、つきそびれてがっかりしたくない人にはおすすめだ。

麻布山 善福寺

麻布十番駅近くにある善福寺は、1200年近い歴史を持つ、都内では浅草寺に次ぐ古刹だ。平安時代、唐から帰国を果たした弘法大師が関東一円に真言宗を広めるために、824年(天長元年)に開いたとされる。境内には、親鸞が植えたとされる推定樹齢750年のイチョウの大木があり、その大きさは都内最大。境内には、福澤諭吉など著名人の墓も多い。大晦日には除夜の鐘をつく人の行列ができ、篝火が焚かれると、一帯は幻想的な雰囲気に包まれる。

参加方法:12月31日23時45分頃から、並べば無料で鐘をつける

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麻布十番

築地本願寺

京都西本願寺の東京別院。1617年に浅草横山町に建てられたが、明暦の大火をきっかけに、築地に移転した。建築家の伊東忠太が設計し、1934年に完成した本堂の建物は、インド様式の石造りで、ライトアップが非常に美しい。そんな築地本願寺の鐘をつくことができるのは、1年で大晦日だけ。除夜の鐘の前に「除夜会」に参拝し、仏や除夜の鐘をつく意味について学んだうえで、1人ずつ鐘をついていく。大晦日の境内には、誰でも整理券不要でつける「平和の鐘」やキャンドルアート『平和のともしび』も登場。温かい甘酒やココアなどが用意されるのが嬉しい。

参加方法:詳細は未定。昨年は12月31日22時より、23時から行われる法要「除夜会」の参拝者、先着350組に整理券が配布され、法要後に鐘つきが開始された

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築地

海照山 品川寺

青物横丁駅近くの品川寺(ほんせんじ)にある大梵鐘(だいぼんしょう)は、何らかの理由によって海外に持ち出されたものがスイスのジュネーブで見つかり、1930年(昭和5年)に返還されたもの。「鐘」と「金」をかけて「金が返ってくる」とし、縁起をかついで鐘をつきに来る人も多い。大晦日には、古いお札やお守りなどを火にくべて新年の幸せを祈願する「おたきあげ」が23時から行われる。

参加方法:12月31日24時00分から、並べば無料で鐘をつける。つくのは108回のみ。なるべく多くの人がつけるように人数調整を行っている

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鮫洲

日蓮宗大本山 池上本門寺

大田区にある日蓮宗の大本山。鎌倉時代に建立され、日蓮聖人が入滅した霊跡として知られる。仏法に耳を傾け、静かに経文を書き写して心の安らぎを得る『法話と写経の会』や、1泊2日の修行体験を通して心の塵を洗い流す『洗心道場』など、様々な体験会を行っている。除夜の鐘は6人1組になり、7tもの重さがある大梵鐘の音色を響かせる。

参加方法:12月31日23時00分から鐘楼堂前にて整理券を配布。先着600名が6名1組となって鐘をつける

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池上

護本山 天龍寺

新宿三丁目駅のそば、明治通り沿いにある、1591年創建の寺。境内にある「時の鐘」は、1700年に牧野成貞により寄進されたのが始まり。現在の鐘は、1767年の鋳造で3代目にあたる。寛永寺、市谷亀岡八幡宮の鐘とともに「江戸三名鐘」と言われ、庶民に時を告げるだけではなく、内藤新宿の妓楼で遊ぶ男たちに時を知らせる「追出しの鐘」の役割も担ったという。新宿区の有形文化財に指定。除夜の鐘は毎年美しい音色を響かせる。

参加方法:12月31日24時00分から、並べば無料で鐘をつける

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新宿三丁目

西新井大師 總持寺

「西新井大師」の通称で親しまれる、真言宗豊山派の寺。その歴史は古く、弘法大師が悪疫流行に苦しむ人々のために祈祷を行い、枯れ井戸から湧き出た水によって人々を癒したと伝えられる。火伏せの大師、厄除開運の霊場として有名。大晦日は、24時より除夜の鐘とともに大護摩修行が始まり、境内は活気に溢れる。

参加方法:12月31日24時00分からつき始める。多くの人で混み合うが、人数制限なしに鐘をつける

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足立区

堀之内 妙法寺

厄除けの寺として、江戸時代から「堀之内のお祖師様」の呼び名で慕われる寺院。境内には、仁王門、鉄門、御成の間、祖師堂など、東京都指定文化財や国指定重要文化財が数多い。仁王門の左右に安置される金剛力士像は、徳川4代将軍の家綱公が寄進したとされる。元旦からの3日間は、福を招くとされる小槌で鐘楼の大鐘をつける。

参加方法:12月31日24時00分から26時00分頃まで、並べば無料で鐘をつける

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高円寺

威光山 法明寺

鬼子母神を祀る、雑司ヶ谷の法明寺は、池袋駅から歩いておよそ15分という場所にありながら、都心とは思えない静けさが広がる。曲尺や算盤、秤、天秤などの珍しい文様が描かれた梵鐘は、東京都指定重要文化財だ。境内は、江戸時代から桜の名所としても知られている。

参加方法:12月31日23時55分から25時30分頃まで、並べば無料で鐘をつける

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池袋

高幡不動尊金剛寺

「高幡のお不動さん」の呼び名で慕われる高幡不動尊金剛寺は、平安時代に建立された、関東三大不動のひとつ。新選組副隊長、土方歳三の菩提寺としても知られる。本尊の丈六不動三尊は、総重量1100kgを超え、日本一とされる巨像。国の重要文化財に指定されており、毎月28日の縁日には、多くの参詣者で賑わう。

参加方法:12月31日に整理券が配られ、先着108組が鐘をつける

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多摩地域

代々木山 雲照寺

代々木上原駅の北東にある、東寺真言宗の寺院。かつては目白台にあったが、1926年に移転した。現在の梵鐘は、1923年に東京芸術大学で製作されたもの。知恵と技を集めて作られた鐘は、大戦時に多くの寺社で義務づけられた「供出」を免れ、今も繊細な音色を紡ぎ出す。

参加方法:12月31日24時00分から、並べば無料で鐘がつける

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代々木上原

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