ラヴズ・ボディ 生と性を巡る表現

0 Love It
保存する
ラヴズ・ボディ 生と性を巡る表現

エイズやセクシュアリティなど、世界が共通して抱える問題を、アート表現を通して浮き彫りにし、検証する展覧会。“エイズパニック”が巻き起こった1980年代後半から90年代前半にかけて、エイズは多くのアーティストたちの命を奪い、そして社会的な偏見や差別のある環境下で、さまざまな作品が生み出された。

AA ブロンソン 《アンナとマーク、2001年2月1日》 2001-02年

今回の展示では、8人の国内外作家による、新作も含めた1980年代から現在までの作品、78点が展示されている。その中のひとり、AAブロンソンは、アーティストグループ『ジェネラル・アイディア』でともに活動していたホルヘ・ゾンタルとフェリックス・パーツを、エイズが原因で失っている。2人の存在を失い、その後出会った人々との間に子どもをもうけた際に写された写真だ。そして、8作家のうち、ピーター・フジャー、フェリックス・ゴンザレス=トレス、エルベ・ギベール、デヴィッド・ヴォイナロビッチの4名は、エイズによる合併症および、発症後の自殺により、逝去している。自身がエイズであったり、身近な人がエイズだったり、作家たちが、エイズに向き合って表現した作品を見に、ぜひ美術館に足を運んでほしい。

期間中、10月8日(金)、22日(金)、11月12日(金)、26日(金)の14時から、担当学芸員によるフロアレクチャーが行われる。展覧会チケットの半券(当日印)を持っていれば、参加することができる。

ウィリアム・ヤン《アラン》1989 -90年、東京都写真美術館蔵

作家:A.A.ブロンソン/ピーター・フジャー/フェリックス・ゴンザレス=トレス/スニル・グプタ/エルベ・ギベール/ウィリアム・ヤン/デヴィッド・ヴォイナロビッチ/ハスラー・アキラ 張由紀夫

LiveReviews|0
1 person listening