燻製カレーを提供するあの「くんかれ」が大久保に登場

テキスト:
Shiori Kotaki
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イギリス人がインドの煮込み料理をカレーと名付け、明治初期に日本に伝わったとされているカレー。国民食としても親しまれる存在になり、ここ日本でも、数えきれないほどの店がカレーを提供している。発祥の地、インドのカレーはもちろん、タイカレーや、日本のカレーの礎となった「欧風カレー」など、ジャンルは様々だが、2011年、これまでのカレー概念を覆すような新たなカレーが誕生していたことを知っているだろうか。そのカレーとは、燻製したルーを白米にかけて食べる世界初の燻製カレー「くんかれ」だ。2011年に人形町にオープンして以来人気を博している「くんかれ」。人形町店に続く、くんかれ 大久保店が2016年3月1日(火)、大久保駅近くにオープンするとの情報を聞きつけ、タイムアウト東京編集部は、一足先に足を運んできた。

独自の製法で燻製されているというルーは、食べた瞬間にふわっと広がる豊かな風味が印象的。食べる前はなんとも斬新な食べ物だと思っていたものの、一度口にするとその風味がクセになる味わいだ。また、ルーの辛さや燻製の強さを調整したり、トッピングをして自分好みのカレーにできるところも嬉しい。トッピングには、『牛スジ煮込み』(300円)や『温泉たまご』(100円)などの通常トッピングも用意されているが、『燻製ベーコン』(200円)や『燻製野菜』(270円)、『燻製チーズ』(100円)などといった燻製トッピングが用意されているのは、同店ならでは。欲張りたい人のために『燻製全部のせ』(300円/ダブルは600円、ハーフは160円)も用意されているので、せっかく同店を訪れたならば、思う存分燻製商品を堪能してほしい。

また、これまで人形町店では提供できなかったという揚げ物も大久保店では提供。鶏肉を燻製塩でもみこんだ『燻製唐揚げ』(5個580円)や、豚肉を燻製塩で揉み込み、油でサクッと揚げたカツをカレーに乗せた『特製カツカレー』(1,130円)と、ガッツリ食べたい派には嬉しいメニューも揃っている。さらに、唐揚げに添えられているマヨネーズも燻製されているというから驚きだ。燻製されると普段のマヨネーズよりも酸味が和らぎ、これまたクセになる味わいだった。なお、トッピングとして『鶏のからあげ』(300円)、『トンカツ』(450円)を利用することもできる。

燻製ベーコンと燻製エッグをトッピングしたサラダに自家製のドレッシングをかけた『くんかれオリジナルシーザーサラダ』(680円)も大久保店限定メニュー。ドレッシングの隠し味として、なんと燻製オリーブオイルが使用されている。かなりの徹底ぶりだ。

日本のカレーとは何かをもう一度追求し作り出されたという斬新なカレー、「くんかれ」。ルーはもちろん、トッピングのアイテムや、カツ、唐揚げ、そしてマヨネーズやドレッシングにまで燻製が施されており、燻製好きにはなんともたまらない店だろう。店内には1人用のテーブルも用意されているので、サクッと食べたいときにも活用できそうだ。ランチタイムも営業しているので、近くに立ち寄った際はぜひ利用してみてほしい。

くんかれ 大久保店の詳しい情報はこちら

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