『死者の書』の記述をもとに、古代エジプト人の死後の世界観と、来世へいたる旅を4つの章にわけて紹介する「大英博物館 古代エジプト展」が、六本木ヒルズ・森アーツセンターギャラリーで開催される。
古代エジプトでは、人は死後に冥界の旅をへて来世で復活すると考えられていた。『死者の書』とは様々な試練が待つ旅路で死者に守護の力を与える呪文集、未来への旅のガイドブック。その多くは美しい文字や挿絵で彩られたパピルスの巻物として死者に捧げられた。本展では大英博物館が誇る『死者の書』コレクションから全37メートルの世界最長の『死者の書』、「グリーンフィールド・パピルス」の全容を日本初公開されるほか、ミイラや棺、護符、装身具など約180点でが展示される。
※毎週金曜はナイトミュージアム(22時15分~23時30分)を実施