天文学を研究する施設、国立天文台は、野辺山、石垣島、ハワイ(すばる望遠鏡)など、様々な地域にあるが、ここ三鷹が本部となる。三鷹キャンパスは、指定された見学コース内(所要時間:約1~2時間)であれば自由見学となっており、年末年始(12月28日~1月4日)を除いて、毎日、見学することができる。また、自由見学のほかに、ガイドツアー(月4回)、定例観望会(月2回)、4D2Uドームシアター公開(月2回)を行っている。
年に一度、三鷹キャンパスの一斉公開イベント「三鷹・星と宇宙の日」を行っており、通常は見学できない観測・実験施設の公開をはじめ、特別講演会や天文学の最新の成果を紹介する展示などの企画を実施。晴天時は、社会教育用公開望遠鏡での天体観望会も行っている。
常時公開施設
第一赤道儀室、天文台歴史館(大赤道儀室)、太陽塔望遠鏡(アインシュタイン塔)、展示室(西棟1階)、太陽系ウォーキング、旧図書庫、子午儀資料館(レプソルド子午儀室)、ゴーチェ子午環、天文機器資料館(自動光電子午環)、休憩室、食堂・売店
常時公開していない施設
50センチ公開望遠鏡、4D2Uドームシアター、太陽フレア望遠鏡、天文データセンター、重力波実験棟(TAMA300)