大阪府堺市にある「国際障害者交流センター（ビッグ・アイ）」。ユニバーサルデザインを採用した宿泊施設、点字メニューや食事を細かくしたきざみ食への対応など「食のバリアフリー」を実現したレストラン、多目的ホール、研修室が完備されており、さまざまなシーンで利用できる。
同施設の目的は「障がいのある人もない人も同じくいきいきと地域で活動できる社会の実現」だ。大阪府内の施設でアート展覧会、トークイベント、作品作りのワークショップを開催するといった芸術文化事業を積極的に展開している。
また、障がいのある人の芸術文化活動への支援活動の一つとして相談支援も実施。全国の芸術文化事業の主催者や劇場などから、障がいのある人が参加できる環境づくりや障がい種別に応じた情報発信、コミュニケーションの工夫などの相談を受け付けている。内容に応じて、障がいの特性や支援について学ぶレクチャーなどを行い相談者の課題を解決するために何が必要かを一緒に考えていくという。
主催事業や施設利用団体などによるイベント情報は、公式ウェブサイトをチェックしてほしい。