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淀屋橋駅周辺では珍しい細い路地、通称「浮世小路」に、2008年にオープンした立ち飲み屋。壮観なのは、季節を美しく映す約100品もの日本料理メニューと、 酒マニアもうならせる20種類の日本酒リスト、そしてその双方の破格ともいえる良心的な価格だ。
天然ダイ、丁寧に骨切りされたハモの湯引きなど、刺し身の大半は1皿380円(以下全て税込み)だ。「(だしは)和食の命やからねぇ」と語るのは、日本料理一筋45年、そのほとんどを高級かっぽうで過ごした主人。一番だしの滋味が広がる「湯葉蒸し ショウガあんかけ」も、うれしい1皿480円。一見さりげない「ごぼう唐揚げ」(280円)にも、だしで下ゆでしてから揚げるひと手間がかけられている。
日本酒は「秋鹿」「喜楽長」など、純米の名品さえ1杯わずか380円で提供されている。まさに「奇跡の立ち飲み屋」だ。この一軒を知れば、大阪の食文化の偉大さとありがたさが分かると言っても過言ではないだろう。
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