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日本画家の堂本印象(1891~1975年)は、生涯にわたり全国13カ所の社寺のふすま絵制作を行い、伝統的な日本画にとらわれないモダンな作品を残している。「京都府立堂本印象美術館」で開催の展覧会「モダンなときめき―智積院襖絵の魅力―」では、その中でも今なお高い人気を誇る「智積院」のふすま絵を紹介する。
会場では、通常非公開のふすま絵18面が登場。1958年に堂本が依頼を受けて制作した「智積院襖絵」は、寺院のふすま絵としては型破りな、野だてをする現代女性を描いた『婦女喫茶図』をはじめ、革新的な表現によって当時大きな話題を呼んだ。
また、自邸に茶室をしつらえるほど茶の湯に親しんでいた堂本が、自ら手がけた茶道具にも注目したい。新収蔵品の茶杓(ちゃしゃく)『アビニオン』をはじめ、茶わんや釜など、独創的な造形の茶道具が並ぶ。
さらに、カラフルな抽象画や現代風俗を描いた作品など、同館の職員の選ぶ「モダンなときめき」が大集合する。世間の批判をものともせず、新しい表現を追求し続けた堂本の創作姿勢を感じ取ってほしい。
※9時30分〜17時(入館は閉館の30分前まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌平日)/料金は800円、65歳以上400円、学生500円、中学生以下無料
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