1. 菊池聡太朗 個展「余りの風景」
    《松林》 (2022年) 紙にオイルパステル、色鉛筆、インク/1090×790mm
  2. 菊池聡太朗 個展「余りの風景」
    《渡り》 (2021年) 紙にオイルパステル、色鉛筆/1090×790m
  3. 菊池聡太朗 個展「余りの風景」
    《微塵》 (2025年) 紙に色鉛筆、オイルパステル/545×790mm
  4. 菊池聡太朗 個展「余りの風景」
    作品画像:「《土になる》(2025) 紙にオイルパステル、鉛筆 1090×790mm
  5. 菊池聡太朗 個展「余りの風景」
    撮影:福原悠介 | 菊池聡太朗プロフィール画像

菊池聡太朗 個展「余りの風景」

  • アート
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タイムアウトレビュー

宮城県を拠点に活動し、ドローイングや、建築素材を用いたインスタレーションを発表してきた菊池聡太朗の個展が、「千鳥文化」で開催。「余り」の土地に宿る時間や記憶をテーマにしたドローイング作品を中心に紹介する。

菊池は、主に荒れ地をテーマとしながら、風景や場所の痕跡、身体的な経験、人間とのつながりについて考察した作品を制作。また、空間や什器(じゅうき)の設計・制作、森林環境や木材に関するリサーチプロジェクトを共同で行うデザインチーム「建築ダウナーズ」、出版やキュレーションを共同で行う「PUMPQUAKES」のメンバーとしても活動する。

本展では、東日本大震災の津波の後に残った宮城県沿岸部の松林を継続的に観察しながら描いたシリーズや、当時の地震による崖崩れを覆うブルーシートが今も残る風景を描いた作品群を展示。作品は、時間の経過の痕跡、目の前の風景の現れから見えてくる社会や人間とのつながりについて描いている。

また、戦後に植林されたが、使われていない宮城県丸森町の山をリサーチし、林業や木材との関わりをもとに描いた新作も出品する。

会期中、作家在廊時には、空き地や荒れ地に生息するセイタカアワダチソウを煎じた茶を振る舞う。作品を前に、土地や風景とのつながりを鑑賞者とともに考える場となるだろう。

※11時30分〜18時/入場は無料  

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