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「大阪市立美術館」で、特別展「NEGORO根来ー赤と黒のうるし」が開催。和歌山県の「根來寺(ねごろじ)」が繁栄を極めた中世の漆工品を中心に、その前後の年紀や伝来の確かな名品、著名人の愛蔵品、そして現代に息づく赤と黒に彩られた漆器の数々を紹介する。
「根来(ねごろ)」は、強固な下地を施した木地に黒漆を中塗りし、朱漆(しゅうるし)を上塗りした朱漆器を指す。大らかで明快な姿かたちに加えて、長年の使用により表面の朱漆が擦り減り、下に塗られていた黒漆が現れることで生まれる古色も大きな魅力だ。根來寺で朱漆器が作られていたとする伝承から、後世にこの名がついたといわれる。
本展では、現代美術家の杉本博司によって、室町時代の根来経箱と古墳時代のガラス玉を用いて創作された『瑠璃の浄土』の出品も決定した。日本を代表する中世に花開いた漆の美を、心ゆくまで堪能してほしい。
※9時30分~17時(入館は16時30分まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)、9月22日は開館/料金は前売1,600円、大学・高校生1,100円/当日1,800円、大学・高校生1,300円、中学生以下無料
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