梅田・中之島・阿倍野・本町・心斎橋・なんばなど大阪中心部の約60カ所を舞台に、アートとデザインの祭典「Osaka Art & Design 2026」が今年も開幕。テーマは「Infinitize ~ソウゾウを解き放つ~」で、国内外で活躍する気鋭のクリエーターたちによる展覧会やイベント、プロジェクトが街全体を彩っていく。
会場は美術館やギャラリーにとどまらず、百貨店や駅、商業施設、インテリアショップなどさまざまな場所に広がる。施設内のオープンスペースでは、「大阪梅田ツインタワーズ ノース」1階コンコースおよび「阪急うめだ本店」1階コンコースウインドーに平子雄一の『LAMPENFLORA「照明植生」』が登場し、「淀屋橋ステーションワン」地下1階では大竹舞人による手織りの布を用いた立体作品が展開される。
パブリックアートでは、「グラングリーン大阪」南館バレースペースにヤノベケンジの『SHIP’S CAT (Cosmo Red)』と『SHIP’S CAT (Little Cosmo Red)』が設置される。親子をモチーフにした新作インスタレーションが2体そろって公開されるのは今回が初めてだ。また「グランフロント大阪」では米山舞の作品、御堂筋では五十嵐威暢による積木ベンチが鑑賞できる。
各地で開催される展覧会も充実している。「大阪高島屋」では中島麦、「阪急うめだ本店」では奥田雄太、「あべのハルカス近鉄本店」ではTakahiro Matsuo + EMISSION、「W大阪」ではxoriumによる作品がそれぞれ展開される。より実験的な表現に触れたい場合は「アートエリア B1」へ。アートコレクティブのHaku by Swagによる、大規模インスタレーションが展示される。
家族連れには、「JR大阪駅」で開催される、絵本作家・イラストレーターのたちもとみちこらによる体験型インスタレーションがおすすめだ。まるで絵本の世界に入り込んだかのような没入体験が楽しめる。
会期中は、此花区の壁画アートを巡るツアーなど、事前予約制のガイドツアーも実施。中でも、大阪が誇る「二大建築家」の村野藤吾と安藤忠雄による作品を、建築史家の倉方俊輔が案内するミナミツアーは建築ファン必見だだろう。
大阪の地で、アートとデザインの新たな時代の始まりを感じよう。
※時間・休館日・料金は会場により異なる











