妙心寺 禅の継承
メインビジュアル

妙心寺 禅の継承

  • アート
  • 大阪市立美術館
広告

タイムアウトレビュー

京都西郊・花園に広大な境内を構える臨済宗妙心寺派の大本山「妙心寺」は、約3400の末寺を持つ臨済宗最大規模の宗派として知られる。花園法皇の離宮跡に1337年、関山慧玄を開山として創建され、戦国時代には武将の寄進により塔頭が増加。狩野派や長谷川派、海北派による桃山絵画を伝える、日本屈指の美術の宝庫でもある。

「大阪市立美術館」で開催される「妙心寺 禅の継承」は、妙心寺の第二世として寺の基礎を築いた高僧・授翁宗弼の650遠諱(おんき)を記念して開催されるもの。妙心寺の歴史や禅宗美術、桃山絵画などの寺宝を通して、創建期から現代へと受け継がれてきた禅の系譜と神髄を体感できる。

中でも注目したいのが、妙心寺の開山・関山慧玄をしのぶ法要「開山忌」で用いられていた、大方丈の空間演出を再現する展示だ。江戸時代には、通称「妙心寺屏風」と呼ばれる大型のびょうぶなど、えりすぐりの寺宝によって堂内が壮麗に飾られていたことが近年の調査で判明。本展では、その当時の設えを通して、法要の厳かな空気を体感できる。

さらに、狩野山楽・山雪による「天球院」のふすま絵も大公開。現在も鮮やかな色彩を保つ金碧画の最高傑作で、豪華絢爛(けんらん)な画面は観る者を圧倒する。通常は非公開のふすま絵を再現展示という形で間近に鑑賞できる、貴重な機会だ。

※930分~17時(入館は1630分まで)/休館日は月曜(祝日の場合は翌日)/料金は前売り1,800円、学生1,100円、小・中学生300円/当日2,000円、学生1,300円、小・中学生500円、未就学児無料

詳細

イベントのウェブサイト
art.nikkei.com/myoshin-ji/
住所
大阪市立美術館
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82 天王寺公園内
Osaka
アクセス
Osaka Metro御堂筋線『天王寺』駅(出口5)徒歩6分/Osaka Metro谷町線『天王寺』駅(出口15・16・17)徒歩6分/JR『天王寺』駅(公園口)徒歩6分

イベント詳細

広告
最新ニュース